ホテル日航つくばは、2025年8月16日(土)から17日(日)にかけて、夏休みイベントの一環として「ペットボトルロケット作り体験ができる宿泊プラン」を実施する。同プランは、例年夏休みの時期に開催されており、子どもたちの自由研究や思い出づくりに活用されている。2025年度の予約受付は5月9日(金)より開始された。
この宿泊プランは、ホテル日航つくばが企画・運営する「つくたび」プロジェクトの一環として実施している。「つくたび」プロジェクトとは、ホテル日航つくばが2022年10月に始動させた取り組みであり、世の中の価値観や生き方に流されずに自分らしい生活、仕事、余暇を自らの手でつくるライフスタイルとされる「クラフトライフ」の提供を理念に掲げている。参加するゲストが、出会う地域の方々やスタッフと共に旅の中で体験し、学び、地域と関わることで価値を創造し、自分らしいライフスタイルを感じることを目指している。
この宿泊プランでは、NPO法人宇宙アドバイザー協会理事の三枝博氏を講師に迎え、家庭で使用済みとなったペットボトルと牛乳パックを材料にしたロケットの製作体験を行う。完成後には、筑波学院大学のグラウンドで打ち上げ実験も実施される予定である。ロケットは、水と圧縮空気を利用して飛行する仕組みとなっており、身近な素材を再利用しながら科学原理を体験的に学ぶことができる。イベント当日には、つくば市のイメージキャラクター「フックン船長」も来館し、会場の雰囲気を盛り上げる予定である。
また、夕食後には、同ホテル宴会場にて三枝氏による「宇宙に関する質問コーナー」が設けられ、衛星や宇宙飛行士に関する内容を学ぶことができる。科学技術の集積地として知られるつくば市ならではの企画であり、参加者にとって貴重な学びの機会となる。
募集定員は15組で、料金は大人1名あたり22,800円から、小学生21,800円、小学生の添寝が14,800円に設定されている。未就学児を同伴する場合には、体験無し・添寝・食事付きで1名4,800円での申し込みも可能となっている。料金には、宿泊費、夕食・朝食、体験参加費、講話代、消費税およびサービス料が含まれている。