「函館・湯の川温泉 ホテル万惣(所在地:北海道函館市、以下:ホテル万惣)」は、函館の新たな魅力の発信として、「縄文文化に没入する秋のご宿泊プラン」の販売を、2024年10月15日(火)より開始した。
「北海道・北東北の縄文遺跡群」が、2021年7月にユネスコの世界文化遺産に登録され、豊かな精神文化を持っていた縄文人の生活に国内外から注目が集まっている。ホテル万惣では、函館観光の新たな魅力として縄文文化に着目し、「現代JOMON」と題した体験を用意したとのこと。
本記事では、今回の縄文文化についての体験や宿泊プランについて、ホテル万惣に取材を行った。
▷ 公式ウェブサイト:https://www.banso.co.jp/
―――今回の縄文文化についての体験や宿泊プランを企画した経緯や背景を教えてください。函館や北海道全体の縄文文化への関心についてどのように感じられていますか?
世界遺産登録時には話題になりましたが、その後縄文文化への関心は低調に感じております。
函館市には北海道唯一の「国宝」が存在し、観光資源としても貴重な存在です。
この魅力を函館市民として全国へ広く発信するべきだという思いから、今回の企画を立ち上げました。
―――縄文文化イマ―シブ体験「現代JOMON~」ではさまざまな商品が用意されていますが、目玉や注目してほしいポイントを教えていただけますか
ご協力いただいた皆さまの力により、縄文文化の魅力が詰まった企画が誕生しました。
例えば、湯の川温泉街にある「Endeavour」さまが提供する「縄文ビール MINORI」は縄文遺跡が発見された近郊の山から地元町民さまのご協力を得て栗を採取し製造しております。
縄文人たちが食していたとされる栗を用いたクラフトビールは、現代において縄文時代の持続可能な生活を感じられる逸品です。
――― 冊子『縄本 JOBON』には、どのような情報が掲載されているのでしょうか
「縄本 JOBON」はVol.1からVol.10まで発行されており、札幌市を拠点に活動する「ドニワ部」さまと「北の縄文道民会議」さまとのコラボレーション企画です。
この冊子では縄文文化に関する基礎知識から、知られざる情報まで大人も子どもも楽しみながら学べる内容を提供しています。
―――今回の体験や宿泊プランを通して、利用客にどのような価値を提供したいとお考えでしょうか
函館市の観光における新たな魅力である縄文文化をお伝えさせていただくとともに古代の知恵や技術が現代にどのようにつながってきたのか垣間見ることで、縄文文化の面白さを体感いただけます。
また、湯の川温泉街からはお車での移動が必要となりますが、ぜひ函館市縄文文化交流センターにお越しいただき、国宝である中空土偶「茅空」をご鑑賞いただければと存じます。
■「現代JOMON~」1泊2食付 ご宿泊プラン概要
「縄文サンド」「縄文ビールMINORI」が付いたご宿泊プラン。客室には「縄本 JOBON」が用意されている。
販売期間:2024年10月15日(火)~2024年11月29日(金)
宿泊期間:2024年11月1日(金)~2024年11月30日(土)
料 金:大人1名さま18,800円~(消費税・サービス料込・入湯税別)※1室2名さま利用時の料金
客室タイプ:スタンダードルームAまたはB・タタミルームB・カジュアルルームB
プラン内容:
・夕食、朝食は:ビュッフェレストラン「蔵祭り(くらまつり)」にてビュッフェ
・「縄文サンド」「縄文ビールMINORI」(発泡酒)「縄本 JOBON」付き
予約方法:公式ウェブサイトまたは電話
TEL:0138-57-5061(代表/宿泊予約)
公式ウェブサイト:https://www.banso.co.jp/
■「函館・湯の川温泉 ホテル万惣」概要
所在地:北海道函館市湯川町1-15-3
チェックイン:15:00
チェックアウト:10:00
総部屋数:91室
アクセス:
・函館市電「湯の川温泉電停」より徒歩5分
・JR「函館駅」より車で15分
・函館空港より車で10分
駐車場:あり