観光庁は国の観光支援策「Go To トラベル」について、来年再開した場合、春休み期間は対象外とする方針を明らかにした。
再開判断は年明け以降
対象外期間は3月下旬～4月上旬を想定しており、具体的な期間は今後調整するとのこと。対象外とする理由については、春休みは割引がなくても旅行需要が見込めると判断したとのこと。
Go To トラベルの再開時期については、木原官房副長官が「来年1月末以降」になるとの見通しを示しており、 年末年始の新型コロナウイルス感染状況を見極め、新変異株「オミクロン株」の影響も注視して再開時期を決めるとしている。
岸田首相は10日の参院本会議の代表質問で、Go To トラベルの再開時期について「専門家の意見を踏まえつつ、年末年始の感染状況などをしっかりと見極めた上で検討する」と述べた。
再開後のGo To トラベルは旅行割引率が30％(上限：交通付き1万円、宿泊のみ7,000円、日帰り3,000円)、地域クーポンは平日3,000円、休日1,000円、ワクチン・検査パッケージの適用など、内容の見直しが行われている。
Go To 再開までの代替措置として、都道府県が独自に行う県民割を補助する「地域観光事業支援」を、東京都を除く46道府県で実施。11月19日以降、ワクチン・検査パッケージの活用を前提に対象を隣県まで拡大。実施期間を2022年3月10日宿泊分まで延長している。
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