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Google Travel、ホテルのサステナブル関連情報を掲載へ

投稿日 : 2021.09.28

ホテル関連ニュース

ホテル内レストラン

Google が提供する航空券やホテル、その他旅行情報などを検索できる「Google Travel」のホテル詳細ページに、サステナビリティに関する取り組みの情報を掲載すると発表した。

国連広報センターより

Google Travelに掲載されるホテル詳細ページに、アメニティの情報や安全衛生対策と並び、サステナビリティに関する取り組みの情報を表示できるようになる。この情報を表示できるのは、Google にセルフレポートを提出しており、レポートの対象となるサステナビリティの取り組みを行っているホテルだけだ。

近年、国連で持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals、通称SDGs)が採択されたこともあり、商業施設におけるサステナビリティに関する注目度は国際的に増している。

日本でも、SDGsの達成に貢献できるさまざまな認証制度を取り入れる施設がある。
たとえば、SDGs 14番目の目標である「 海の豊かさを守ろう」を達成するために、パークハイアット東京は 2020 年、ホテルとしては世界初となる、MSC「海のエコラベル」付きのクロマグロの提供を開始した。「海のエコラベル」と呼ばれる MSC認証を取得することで、パークハイアット東京では実際に、レストラン内でMSC認証を受けたサステナブル な魚介類を調理し、メニューなどにMSC「海のエコラベル」などを表示することができるようになった。このMSC認証は、「責任ある調達による魚介類」の指標の一つとして、Google Travel でも活用される。

また、星野リゾートでは、2021年より一部の施設でプラスチックゴミの削減に向けて、客室でのペットボトル入りミネラルウォーターの提供をやめた。代わりにウォータージャグを設置して、年間約30万本のペットボトルごみを削減できる見込みだ。

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