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富士屋ホテル、142年目の創業記念日2020年7月15日再開業

投稿日 : 2019.12.17

神奈川県

ホテル関連ニュース

神奈川県箱根町宮ノ下の富士屋ホテルは142年目の創業記念日となる2020年7月15日(水)にグランドオープンすることを決定した。約2年間に及ぶ耐震補強及び改修工事は、建物の柱間に補強材を入れるほか、壁中にブレースを入れるなど構造部の強化を施し、文化的価値を優先し復原を実施した。

本館 1891年建築 登録有形文化財 客室数12室

出典:富士屋ホテル

社寺建築を思わせる入母屋造りの瓦葺大屋根、唐破風の玄関が特徴。洋風建築でありながら外観の装飾などは日本的。1階にはフロント・ロビー及びラウンジがあり、2階は客室となる。

木造ながら強固な構造で、関東大震災の被災を免れ明治の面影を今に伝える。今回の改修で昭和40年以前の位置にフロントカウンターを移設・復原し、姿を消したラウンジの一部(オーシャンビューパーラー)を復刻させているという。

料金:室料 ¥45,000(税別)~

西洋館 1906年建築 登録有形文化財 客室数21室

出典:富士屋ホテル

本館向かって左側に建ち鎧戸付き上げ下げ窓、唐破風の玄関など特徴的な外観を持つ洋館。1号館の「カムフィ・ロッジ」2号館の「レストフル・コテージ」の2棟からなるシンメトリー構造。本館同様、関東大震災の被災を免れ、明治時代の面影を最もよく遺す建物。今回の改修工事の過程で、創建当時と思われる漆喰壁の色が判明した。一部の客室では、その色(桃色)を忠実に再現したという。

料金:室料 ¥45,000(税別)~

花御殿 1936年建築 登録有形文化財 客室数40室

出典:富士屋ホテル

千鳥破風の大屋根と校倉造りを模した壁が特徴的。建築道楽と渾名された三代目山口正造が情熱を注いだ花御殿。客室には全て異なる花の名前が付けられている。ドアに室名の花が描かれ、絨毯もその花をモチーフにした特注品とのこと。

料金:室料 ¥56,000(税別)~

フォレスト・ウイング 1960年建築 客室数47室

出典:富士屋ホテル

フォレスト館から名称を変更。

敷地の高台に立地し、今回の改修工事で最上階にスパ&リラクゼーションを新設。客室は建築当時の姿に復刻。近代的な建物でありながら、和のテイストを取り入れ、落ち着いた雰囲気を演出するという。

料金:室料 ¥40,000(税別)~

【同施設 概要】

所在地:神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下359

工期:2018年(平成30年)4月~2020年(令和2年)5月(予定)

工事内容:耐震補強及び改修工事

敷地面積:25,089m2 (7,602坪)

延床面積:17,935m2 (改修前17,896m2)

総客室数:120室 (改修前148室)

料飲施設数:5施設

宴会場数:カスケード・ウイング:宴会場1室 (100m2) 新棟

本館:客室12室、フロント、ラウンジ(一部新設)

西洋館:客室21室

花御殿:客室40室、ホテル・ミュージアム(史料展示室)、屋内プール、ジム(新設)、チャペル、ブライダル・サロン

フォレスト・ウイング:客室47室、スパ&リラクゼーション(新設)、宿泊者専用ラウンジ(新設)

食堂棟:メインダイニングルーム、バー、ホテル・ショップ(新設)

カスケード・ウイング:新棟(建替) レストラン、小宴会場、テナント他

別館 旧御用邸 菊華荘:レストラン(日本料理)、貸切風呂、庭園

他施設:ベーカリー&スイーツ ピコット、庭園、屋外プール(夏季のみ)、駐車場(118台)

グランドオープンに先立ち2020年1月1日(水)10時より宿泊予約の受付を開始するとのこと。

神奈川県足柄下郡箱根町ホテル展開状況

箱根町には、メトロエンジンリサーチによると、宿泊施設が358、部屋数にして7,723室が提供されている。

新規開業予定は6施設、部屋数にして308室が新たに供給される見込み。

ホテル展開マップは以下の通り(カラフルなサークルが既存施設、大小のサイズは客室数を示す。紫色のハウスマークは新規開業予定。)

出典:メトロエンジンリサーチ

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