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救命処置でホテルメトロポリタン エドモント従業員、東京消防庁消防総監より感謝状

投稿日 : 2019.10.23

東京都

ホテル関連ニュース

ホテルメトロポリタン エドモント(東京都千代田区)の従業員3名は、心肺停止に陥った宿泊客に対し、救命処置を迅速に行い、人命救助に貢献したとして、10月21日(月)に東京消防庁消防総監より感謝状が授与された。

全従業員が毎年2回の普通救命講習受講で成果

出典:JR東日本ホテルズ

9月28日の朝、宿泊中の顧客が客室内で心肺停止の状態に陥り、同行の顧客より連絡を受けて駆けつけた従業員3名は、速やかな119番通報の後、AEDによる除細動、気道確保、心臓マッサージ、救急隊の誘導など、一連の救助活動を連携して行い、顧客はその場で呼吸と脈を回復することができた。

その後、搬送先の病院で意識が戻り、現在は無事退院し、社会復帰したという。

ホテルメトロポリタン エドモントでは、全従業員を対象として普通救命講習を毎年2回実施しており、日頃の訓練が今回の迅速な対応につながった。いざという時に顧客の安全を守る行動が取れるよう、今後も引き続き、応急救護体制の構築を図っていくという。

[被表彰者]
宿泊料飲部 アシスタントマネージャー 小島 国美(こじま くによし)氏
宿泊料飲部 フロントスタッフ 桑原 和希(くわばら かずき)氏
宿泊料飲部 ベルスタッフ 神成 茜 (かんなり あかね)氏

10月21日(月)、ホテルメトロポリタン エドモントの宴会場にて感謝状の授与式が行われ、藤木麹町消防署長より感謝状が伝達された。

藤木署長は、「3名の迅速かつ適切な行動により、大切な命が救われました。日頃の訓練が今回の素晴らしい対応につながったのだと思います。」と感謝の言葉を述べ、3名の勇気をたたえた。

また、表彰を受けたフロントスタッフの桑原氏は、「10日前に普通救命講習の再講習を受けたばかりだったので、自然と体が動き、冷静に対応することができました。お客様に安心してホテルを利用していただけるよう、引き続き、応急救護について学んでいきます。」と述べた。

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