ホテルモントレグループは、
Deaps Technologies 株式会社の次世代マップサービス「chizco(チズコ)」を、2018 年 3 月 27 日よりホテルモントレグループの全 20 拠点に導入。顧客への周辺観光情報を含めたマップの提供サービスを開始した。
こんな経験はないだろうか?
ホテルに宿泊はしたものの、周りに気軽に歩いて食べに行けるようなレストランがない。適当なショッピングエリアが見つからない。知る人ぞ知る穴場に行きたいが、近くで検索しても見つからない・・・。
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そんな悩みにソリューションを提供する新たなサービスが開始された。
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ホテルサイトにおけるスマートマップ
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ホテルモントレは、AIを活用したスマートアクセスマップを提供するDeaps Technologies 株式会社のWEB サイトのアクセスマップに、導入拠点を中心とした周辺案内を追加、表示する次世代マップサービスの「chizco」を導入し、宿泊者や宿泊予定者に周辺観光情報を提供するサービスを開始した。
これにより、顧客へのサービスを強化し顧客満足度を高めることにつなげたい考えだ。chizcoの宿泊施設への導入はこれが初の事例となる。
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(chizco導入前)
出典:Deaps Technologies提供
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従来のマップでは上記の地図のように、
グーグルと連動させてその位置関係を把握することにとどまることが一般的で、ホテル周辺のアトラクション、観光施設、ショッピングエリアなど定番の観光スポット情報は、地図とは別に掲載されていることが多かった。
また、滞在の満足度を高める、地元の人しか知らない穴場や面白いスポットの周辺情報は、ホテルが独自に紙媒体のマップを作って配布している場合が多く、ホテルのWEBサイトの情報や検索では得ることができなかった。
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(chizco導入後)
出典:Deaps Technologies提供
その課題に革新的に対処したのが、chizcoである。このマップサービスを導入したことにより、上記の地図のように、利用者は周辺地域にどのようなスポットが所在しているのか、定番から穴場までホテルを中心に近い順で把握することができる。掲載されている観光情報は、Deaps Technologiesが提供する観光SNS「Deaps」のユーザー投稿と連動しており、実際に訪れた人が楽しんだスポットが多く掲載されている。
ホテルを拠点としたマップ情報を多言語で
このサービスの特徴は多言語での閲覧が可能ということであり、英語はもちろん、中国語、韓国語などにも対応をしている。特に地理情報や観光、口コミ情報に関して、土地に不慣れで戸惑うことが多い外国人観光客にとっては、頼もしいマップと言えるだろう。
今後、こうしたスマートマップは自治体のハザードマップ、避難所への情報提供など多方面で活用の余地が広がりそうだ。
利用者はマップ情報を受信するだけでなく、多様なニーズを持つ主体として自らが手に入れたい旅情報をマップ上から選んで取得していく、そんな次世代マップの時代が到来したようだ。