1月20日。札幌市のセンチュリーロイヤルホテルでは医療従事者を支援するチャリティー宿泊プランの販売を開始した。
センチュリーホテルが提供する「皆様のエールを北の医療へ! 医療従事者等応援プラン」には、同ホテルのレストラン等で使用できるクーポン(1泊につき1枚1,000円分)が付く。クーポンの同額が、北海道の地域医療を支援するプロジェクト「エールを北の医療へ!」に寄付される仕組みだ。
同プランは朝食付きで、ツインルームやトリプルルームを用意。販売期間は2021年1月21日より4月30日まで。料金は1人1泊朝食付きで7,500円からとなっており、朝食券はクーポン券とは別に付く。
付属のクーポンが使える施設は、同ホテル内にあるスカイレストラン「ロンド」、日本料理「北乃路」、ユーヨーテラス サッポロ、ティーラウンジフォンテーヌ。また、ホテルフロントでのロビー販売品や駐車場料金の支払いでも使用できる。
センチュリーロイヤルホテルは「ほっかいどう応援団会議」に参画しており、今回の寄付金付き宿泊プランは新型コロナウイルス感染拡大に伴い最前線で励む医療従事者と、影響を受けた人たちの回復を願う取組として始まった。
同プランの販売にあたり、桶川昌幸総支配人は「新型コロナウイルス感染症が再び感染拡大している。このような中、微力ながらホテルとして新型コロナウイルス感染症の影響を受けている様々な方への感謝と応援の気持ちを込めて何かできることはないか考えた。コロナ禍で本業が厳しい中でも、地域貢献を形にしていきたい」と述べた。