秋田県で発行されている県民対象のプレミアム宿泊券について、県は10月21日から第4弾の申し込み受付を開始した。
秋田プレミアム宿泊券は、秋田県民を対象に5,000円の宿泊券を2,500円で販売するというもの。
10月よりプレミアム宿泊券第3弾として15万枚を発行されたが、4万6,000枚が売れ残ってしまったため、県は急遽、第4弾として追加販売することを決定した。
販売されるのは2万6501枚分。申し込みは10月21日より30日まで、専用ウェブサイト・はがきにて受け付ける。1度当選した人も応募可能で、これまでの3回すべての抽選で落選している人には、希望すれば引換券を郵送するという。
予定枚数を超過した場合、11月4日に抽選にて当選者を決定する。
同事業は新型コロナウイルス感染症に伴う観光客の減少で打撃を受けた県内の観光業界を支援するため、県民の宿泊を促進し、観光消費を拡大することを企図して始まった。
6月に実施した第1弾では30万枚、第2弾では10万枚が発行された。宿泊券の使用期限は、すべて来年の2月28日までとなっている。
今回、第3弾として発行した15万枚の3割が売れ残ってしまったのは、販売期間が短かったことに加え、東北の各都道府県で全国または複数県にまたがる宿泊キャンペーンが張られたことが要因として考えられる。