群馬県は現在停止中の県独自の宿泊割引「愛郷ぐんまプロジェクト」を10月中旬より再開する見通しであると発表した。感染拡大防止の観点から、キャンペーンの対象者はワクチン接種者に限定される予定だ。
愛郷ぐんまプロジェクトは、新型コロナウイルス感染症の影響で売り上げが低迷する県内の観光産業を支援するため、群馬県が実施する宿泊割引事業。10月中旬から開始となるプロジェクト第3弾「泊まって!応援キャンペーン」では県民が県内の登録宿泊施設を利用した場合、1人1泊当たり最大5000円が割引される。
群馬県では12歳以上のワクチン接種率がもうすぐ8割を超える見通しで、LINEの県公式アカウントからワクチン接種済を証明できるワクチンパスポートを発行するシステムの計画を進めている。
愛郷ぐんまプロジェクトは前回の第2弾が2021年3月26日から始まり、5月末まで実施される予定だったが、県内の感染再拡大を理由に4月29日で停止となっていた。
また、今回のプロジェクトの再開に合わせて、「Go To EAT」キャンペーン食事券のプレミアム率も25%から30%に引き上げられることが発表された。