愛知県豊田市では、市内宿泊施設の料金を割引する「とよた割」の予約を、2022年9月9日より再開すると発表した。
「とよた割」は、新型コロナウイルス感染症の影響で売上の落ち込む市内の宿泊事業者を支援するため、豊田市が実施する宿泊割引事業だ。秋の行楽シーズンが間もなく始まることや、今年11月には本市で世界ラリー選手権が開催され、隣接する長久手市でも「ジブリパーク」が開園予定であり、さらに多くの宿泊客、観光客の来訪が見込まれることから、今回、再開される運びになった。
とよた宿割では、指定宿泊施設の料金が宿泊・日帰りともに30%割引される。限度額は、旅行事業者に対しては宿泊が最大5,000円、日帰りが最大3,000円で、宿泊事業者に対しては宿泊・日帰りいずれも最大15,000円までだ。宿泊者にはさらに特典として、市内の飲食店や観光施設で利用できる地域クーポンが進呈される。クーポンの配布は5,000円以上の宿泊プランを利用した人が対象で、料金に応じて最大4,000円分が受け取れるという。
また、チェックインまたはチェックアウト当日が入園日のジブリパークチケットを提示した人には、宿泊事業者から追加で1,000円分の地域クーポンを配布する予定だ。
実施期間は10月1日から2023年3月31日まで。9月9日から予約をスタートする。
●「とよた割」概要
期間:2022/10/1~2023/3/31
内容:宿泊・日帰り料金30%割引 + 宿泊者に地域クーポン進呈