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【取材】都心で贅沢な温浴リトリート体験「YUURO Bath-Living Hotel Ryogoku」が東京・両国にオープン

投稿日 : 2025.01.21

東京都

新規ホテル情報

株式会社PLAY&co(以下「PLAY&co」)は、2024年12月24日(火)に、1日1組限定の都市型リトリートホテル「YUURO Bath-Living Hotel Ryogoku(ユーロ バスリビングホテル リョウゴク)」を東京都・両国にグランドオープンした。

YUURO Bath-Living Hotel Ryogokuは、温浴体験を中心に据えた都市型ホテル。非日常の憩いを求めるお客様に、上質で心地よい宿泊体験を提供するとのこと。

本記事では、YUURO Bath-Living Hotel Ryogokuの特徴や魅力などについて、運営元のPLAY&coに取材を行った。

▷ 公式HP:https://yuuro.jp/

―――都市型リトリートホテルとして「温浴体験」を中心に据えた理由や背景について教えてください

これまで数多くのサウナ施設を企画・運営してきた私たちは、温浴体験が単なるリフレッシュや「ととのう」だけにとどまらず、コミュニケーションの場としても大きな可能性を秘めていることに気づきました。

裸の付き合いから生まれるコミュニケーションは、外見や肩書きといった先入観にとらわれることなく、相手とまっすぐ向き合うことができ、人の心を自然と開かせる力があると信じています。日本には「温泉」という素晴らしい文化があり、国内外からの注目を集めていますが、都内で体験できる場所は少なく、また公共の温泉では見知らぬ人と入浴するのが一般的なため、リラックスしづらいという声も多く聞かれます。

こうした背景から、私たちは都市部において、プライベートな空間で温浴を楽しみながら、心の距離を縮める特別な時間を提供したいと考え、温浴体験を中心に据えたリトリートホテルを創り上げました。この空間が、心身のリフレッシュとともに、人とのつながりを深める場となることを願っています。

―――「Bath-Living Room」というコンセプトはどのように生まれたのですか?

▲Bath-Living Room

「バスルーム」というと、一般的には1日の中で数十分間、プライベートに入り、1日の疲れを癒すための空間として使われる場所というイメージがあります。

しかし、温浴を通じてコミュニケーションが生まれる場とするには、そこが単なる入浴の場ではなく、よりゆっくりと時間を過ごせる空間である必要があると考えました。そこで着目したのが、家やホテルで最も多くの時間を過ごす「リビングルーム」です。

▲Bath-Living Room

そして、バスルームをリビングルームのように、人が自然と集まり過ごす中心に据え、リビングルームともシームレスに繋がる設計にすることで、新しい空間価値を生み出せるのではないかと考えました。こうして誕生したのが、「Bath-Living Room」というコンセプトです。

―――客室の約3分の1を占める浴室のこだわりや注目してほしいポイントを教えてください

▲客室の約3分の1を占める広々とした浴室スペース

浴室の大部分を占める半露天風呂では、日本古来の伝統的な入浴法「薬草風呂」をお楽しみいただけます。リラックスをテーマに厳選した薬草を使用したお湯は、心身を包み込む香りと温もりが特徴で、訪れる方々に癒やしと安らぎの時間を提供します。

また、浴室空間にはデイベッドソファやチェア、スツールを設置し、「お風呂に浸かる」だけにとどまらない、自由な過ごし方を実現しました。お客様の滞在目的や気分、その日の過ごし方に合わせて、リラックスや会話を楽しめる多機能な空間となっています。

▲浴室スペースから望む東京の夜景

大きな窓からは東京の美しい夜景を一望でき、日常を忘れる贅沢なひとときを演出しています。さらに天然植物を配置することで、視覚的にも心身を癒やす効果を高めています。

▲プライベートサウナ

サウナには、和の風情を感じさせる畳の床を取り入れ、伝統的な日本の美意識を大切にした設計を施しました。柔らかい質感と優しい感触の畳サウナは、快適な座り心地を実現するだけでなく、畳ならではの風合いや香りがさらなるリラックス効果をもたらします。

サウナ室はコの字型の設計で、自然なコミュニケーションを促進する配置を採用。リビングエリアと繋がる窓が、仲間と過ごす時間を一体化させるユニークな体験を提供します。加えて、霧のような蒸気を楽しめるミスト機能や、サウナ内で冷水を浴びる仕掛けを導入するなど、深いリラクゼーションを追求しました。

―――12月24日のオープン後、お客様からの評判や印象的な感想があれば教えていただけますか

▲シンプルで落ち着いた色合いの洗練された客室

12月24日のオープン以来、多くのお客様から温かいご感想をいただいております。

特に印象的だったご感想の一つとして、「東京とは思えないような非日常の空間が広がっている」というお声がありました。

▲ワインソムリエ厳選のミニバー

お客様は、湯船に浸かりながら、リビングでお酒を楽しんでいるご家族との会話を楽しむことができ、まるで別世界にいるかのような特別な時間を過ごされたとおっしゃっていました。また、各部屋がシームレスに繋がった空間でありつつも、スライドドアやカーテンでプライバシーも守られているという点が、お客様にとって新しい体験だったようです。

▲中長期滞在に便利な簡易キッチン

―――最後に今後の意気込みを教えてください

訪日旅行客の増加に伴い、多くのホテルが誕生していますが、今後は単なる宿泊施設ではなく、目的地としての魅力を持つ体験型のホテルが求められると考えています。

特に、日本の伝統的な魅力である“温浴”を中心としたホテルは、都市部にはまだ少なく、この魅力ある体験をより多くの方々に伝えていきたいと強く思っています。

これからも、ただの宿泊以上の価値を提供できるよう、ここでしか味わえない体験や深いコミュニケーションが生まれる空間を作り上げていきます。さらにサービスや体験を磨き、より多くの方々の目的地として選ばれるよう努力していきますので、今後ともご愛顧賜りますようよろしくお願いいたします。

■施設概要

名称:YUURO Bath-Living Hotel Ryogoku(ユーロ バスリビングホテル リョウゴク)
グランドオープン日:2024年12月24日(火)
所 在 地:〒130-0026 東京都墨田区両国4-30-5 9F
アクセス:JR総武線「両国駅」東口より徒歩5分、大江戸線「両国駅」A4出口徒歩3分
公式HP:https://yuuro.jp/
最大宿泊人数:8名(デイユースは最大12名まで利用可能)
チェックイン:15時(非対面式、セルフチェックイン)
チェックアウト:12時
※チェックイン・チェックアウト時間はご予約いただいたプランによって異なる場合がございます。
構造・規模:SRC造 9階建て / 9階
延床面積:125.62平米(38坪)

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