(出典:ザ・ホテル青龍 京都清水)
「ザ・ホテル青龍 京都清水」は、2020年に京都清水にオープンしたラグジュアリーホテルである。その特徴は、歴史ある小学校の建物を活用し、その面影を活かした内装にある。
建物は昭和初期に建築された元京都市立清水小学校の校舎を保存・活用したもので、これまでのホテルに求められていた機能に加え、小学校や地域が長年築いてきた歴史・文化を継承し、未来へとつないでいくという役割も担っている。館内のいたるところに小学校時代の面影を残し、居ながらにして語り継がれてきた歴史・文化を体験できる、『過ごす』ホテルとして世界中から注目を浴び続けているホテルだ。
ホテルコンセプトは『記憶を刻み、未来へつなぐ』であり、長年地域に愛されてきた小学校の歴史・文化を継承し、国内外からゲストを迎え、記憶を未来へとつなぐ。
京都市は、統廃合によって空いた学校跡地の再開発を進めており、2015年からはじまった事業者の募集の第1号として公募されたのが清水小学校の跡地であった。 ホテル内には、360度のパノラマビューが楽しめるルーフトップバー「K36 Rooftop」、昔の教室を利用した「K36 The Bar」、そしてミシュラン星付きの「ブノワ 京都」が存在する。(出典:ザ・ホテル青龍 京都清水)
さらに、ホテルのレストラン「restaurant library the hotel seiryu」では、図書館のような空間で約1,100冊の書籍とともに贅沢な朝食を楽しむことができる。また、宿泊者専用の「ゲストラウンジ」では、四季折々の京都の風景を眺めながらドリンクやスナックをいただくことができる。(出典:ザ・ホテル青龍 京都清水)
客室は、既存の校舎を活用したクラシカルなデザインの部屋と、新しく増築されたモダンな内装の部屋の2種類があり、どちらもゆったりと過ごすことができる。四季折々の自然が楽しめる「ザ・ホテル青龍 京都清水」は、過去と現在が融合したユニークな体験ができるホテルである。(出典:ザ・ホテル青龍 京都清水)