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【取材】東武動物公園そばに埼玉最大級グランピング「グランフィルリゾーツ東武」誕生

投稿日 : 2026.03.18

埼玉県

新規ホテル情報

東武鉄道株式会社、東武トップツアーズ株式会社、株式会社にしがきは、3月11日、東武動物公園に隣接する埼玉県白岡市に、県内最大級のグランピング施設「グランフィルリゾーツ東武」を開業した。

動物園や遊園地と連動した宿泊者限定アクティビティを打ち出す点が特徴で、ファミリー向けのドームテントと愛犬家向けヴィラの2軸で需要を取り込む構えだ。日帰り利用が中心だった周辺エリアに滞在型観光の選択肢を加え、地域の回遊性向上につなげる狙いもある。

本記事では、「グランフィルリゾーツ東武」の特徴や魅力などについて、東武トップツアーズ株式会社に取材した。

ホームページ:https://www.tobuzoo-glamping.com/

―――「ドームテント×動物園」「ヴィラ×プライベートドッグラン」の2コンセプトを採用された背景と、それぞれで狙った客層・滞在シーンの違いを具体的に教えてください。

▲アドベンチャー・ドーム(イメージ)

多様化するアウトドアニーズに応えるため、単に「泊まる場所」を提供するのではなく、「誰と、どんな距離感で過ごしたいか」に寄り添うことを大切にしました。そうした考えから、今回2つの異なるコンセプトを設けています。

まず「アドベンチャー・ドーム」は、東武動物公園ならではの体験価値を存分に楽しんでいただける宿泊スタイルです。たとえば、東武動物公園の閉園後に園内を電動カートで巡り、飼育係の音声ガイドを聞きながら楽しめる宿泊者向けオプション「アドベンチャー・ナイト」をご用意しています。こちらは別料金でご参加いただけます。

▲「アドベンチャー・ナイト」(イメージ)

さらに、開園前の園内で動物たちを間近に見ながら朝食を楽しめる「サバンナテラス・モーニング」も、別料金のオプションとしてご利用いただけます。滞在中は、宿泊当日からチェックアウト日まで、閉園日を除いて東武動物公園に再入場できるのも特徴です。

また、各宿泊棟にはプライベートサウナ、プライベートガーデン、専用BBQ設備を備えており、動物園での特別な体験と、プライベートな滞在の両方を満喫していただけます。主な利用シーンとしては、ファミリー層や複数グループでの滞在を想定しています。

一方の「シンフォニー・ヴィラ」は、愛犬と一緒に過ごしたい方に向けた宿泊スタイルです。最大約950㎡の広々としたプライベートドッグランや専用BBQ設備を備え、約73㎡のゆとりある客室では、愛犬とともに落ち着いた時間を過ごしていただけます。愛犬用の宿泊アメニティもご用意しており、今後は愛犬家と愛犬が一緒に楽しめるイベントも定期的に開催していく予定です。こちらは主に愛犬家の方々をターゲットにしています。

▲シンフォニー・ヴィラ(室内)
▲浴室

―――ドームテント各棟に備えた専用庭(約190㎡以上)や屋内BBQ設備、プライベートサウナについて、宿泊者にはどのような1日を過ごしてほしいと考えていますか。おすすめのモデルプランがあれば教えてください。

天候に左右されず、なおかつ圧倒的な開放感の中で、大切な人とゆっくり過ごす特別な1日を体験していただきたいと考えています。

たとえば、以下のようなプランがおすすめです。

15:00: チェックイン。ドリンクマルシェでドリンクを注ぎ開放的なプライベートガーデンでひと息。
16:00: プライベートサウナで『ととのう』体験。
18:00: 室内BBQスペースで、地元埼玉のブランド肉や肉だくBBQを堪能。
19:30: 宿泊者限定『アドベンチャー・ナイト』へ出発。夜の動物園で特別な体験。
20:30: 戻った後は、星空の下で家族や仲間と語らう。

アクティブな時間と、プライベートにくつろぐ時間の両方をバランスよく味わっていただける滞在を目指しています。

―――ヴィラタイプのプライベートドッグランについて、愛犬家が安心して楽しめるように意識した点を教えてください。

プライベートドッグランは、最大約950㎡という非常に広いスペースを確保している点が大きな特徴です。その広さを生かしながらも、小型犬から大型犬まで安心して走り回れるよう、フェンスの高さや強度にはしっかり配慮しています。

また、客室から直接ドッグランへ出られる設計にしており、愛犬も飼い主様もストレスなく行き来できる導線を意識しました。さらに、外で遊んだあとに便利な足洗い場も設けているため、汚れを落としてからスムーズに客室へ戻っていただけます。

加えて、お部屋の中でも愛犬の行動を必要以上に制限せず、のびのびと一緒に過ごしていただけるようにしています。愛犬家の方が常に愛犬の様子を見守りながら、安心してくつろげる環境づくりにこだわりました。

―――宿泊者限定の「アドベンチャー・ナイト」「サバンナテラス・モーニング」は、それぞれ参加者にどのような驚きや学び、思い出を持ち帰ってほしい体験として設計されているのでしょうか。

▲アドベンチャー・ナイト(イメージ)

それぞれ、持ち帰っていただきたい価値が少し異なります。

まず「アドベンチャー・ナイト」では、昼間の愛らしい動物たちの印象とは異なる、夜行性動物の鋭い眼光や躍動感ある姿に驚いていただきたいと考えています。夜だからこそ見えてくる動物たちの生態に触れることで、楽しさだけでなく、自然な形で「学び」も得られる体験にしたいという思いがあります。昼間とはまったく違う動物園の表情を知ることで、より特別な思い出として心に残る体験を目指しています。

▲サバンナテラス・モーニング(イメージ)

一方の「サバンナテラス・モーニング」では、澄んだ朝の空気の中で、動物たちがゆっくりと活動を始める静かな時間を共有していただけます。開園前ならではの穏やかで特別な空気感の中で、日常ではなかなか味わえない平穏さや贅沢さを感じていただき、旅の印象的な思い出として持ち帰っていただければと思っています。

▲朝食(イメージ)

―――最後に、本施設の開業を通じて、東埼玉エリアに滞在型観光の魅力をどのように広げ、回遊性の向上や地域活性化につなげていきたいか、今後の展望を教えてください。

私たちはこれまでも、地域との連携やつながりを強化し、人の流れを生み出すことを意識して事業に取り組んできました。

東埼玉エリアは、これまで宿泊施設が比較的少なく、遊園地や動物園も日帰り利用が中心でしたが、本施設の開業によって宿泊を伴う滞在型観光の魅力を新たに加えられると考えています。

今後は、すでに進めている地域連携の取り組みや東武グループとのシナジーを生かしながら、東埼玉エリアにおける回遊性の向上と地域活性化に貢献していきたいと考えています。

■施設概要

施設名:グランフィルリゾーツ東武 – GRANPHIL RESORTS TOBU –
開業日:2026年3月11日(水)グランドオープン
住所:埼玉県白岡市爪田ヶ谷414番1
アクセス:
 (電車)東武鉄道 東武スカイツリーライン 東武動物公園駅よりタクシーで約15分
 (車)東北自動車道 久喜ICより約20分、岩槻ICより約25分
敷地面積:約21,350㎡
宿泊料金(参考):
 アドベンチャー・ドーム:17,400円(税込)~(1室4名利用、素泊まり、1名)
 シンフォニー・ヴィラ:21,800円(税込)~(1室4名利用、素泊まり、1名)
宿泊棟:計15棟
ホームページ:https://www.tobuzoo-glamping.com/

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