(出典:play mag)
長崎市には、海外との交流が生んだ独自の文化や風土があり、その中には市民にとっては「当たり前」だが、外から見れば「不思議」な魅力が多数存在する。その魅力を多くの人々に伝えるため、一般社団法人長崎国際観光コンベンション協会、略してDMO NAGASAKIは、Z世代を中心に絶大な支持を受ける長崎県出身のイラストレーター、ヨシフクホノカ氏と手を組んだ。
ヨシフクホノカ氏は、大学在学中にInstagramに投稿したレトロポップなタッチの作品で注目を浴び、以降、様々な大手ブランドとのコラボレーションを果たしている。彼女の手がけるアートワークは、ミュージックビデオやCM、商品デザイン、空間プロデュースと幅広く、特に2023年4月から放送されたテレビドラマ「日曜の夜ぐらいは…」のアートワークを手掛けることで、更にその名が広まった。彼女の持つ「エモい」系のカルチャーは、特にZ世代からの強い支持を受けている。
長崎の魅力に関して、“ちゃんぽん”“カステラ”や世界遺産等の歴史文化の魅力が挙げられる一方で「固定化されたイメージ」も強く、特に若い世代の中には「見るべきところが少なそう」というネガティブなイメージも存在する。しかし、DMO NAGASAKIは「長崎のふつうは、世間のふしぎ」というコミュニケーションワードをキーワードに、市民目線の魅力を外の人々にも伝える試みを始めている。
(出典:DMO NAGASAKI)
webマガジン「play mag」を通して、ヨシフクホノカ氏が長崎の日常や文化を描き、情報を発信していく。彼女自身、この取材を通じて地元長崎の良さを再認識し、多くの人にその魅力を伝えたいとコメントしている。
長崎の「ふつう」がどれほど「ふしぎ」で魅力的であるのか、その答えは「play mag」やヨシフクホノカ氏の作品を通して体感できるであろう。それぞれの視点から伝わる「長崎体験」を楽しみに、多くの人々が長崎を訪れることを期待する。