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小田急、箱根・強羅に2019年8月新ホテル開業を発表

投稿日 : 2018.09.26

神奈川県

新規ホテル情報

小田急グループは、箱根・強羅で企業の保養所・研修所として使用されていた物件を取得し、リノベーションによるホテル開発に着手することを本日9月26日に発表。ホテルとコンドミニアムからなる「(仮称)小田急強羅ホテル」を、2019年8月に開業する。

新ホテル「(仮称)小田急強羅ホテル」

小田急電鉄株式会社と株式会社小田急リゾーツは、箱根・強羅で企業の保養所・研修所として使用されていた物件を取得し、リノベーションによるホテル開発に着手する。 新たなホテル「(仮称)小田急強羅ホテル」の開業は、2019年8月を予定。

同物件は、箱根登山鉄道強羅駅から徒歩5分と交通の便がよく、傾斜地が多い強羅エリアにおいて希少な駅から平坦路でアクセスできる場所に位置。

良質な温泉を湧出する自家源泉を有しているほか、周辺には箱根強羅公園や彫刻の森美術館などの観光施設も充実。リノベーションによって新たに誕生するホテルでは、こうした物件の特徴を活かした宿泊体験を提供する施設を目指す。

住所は、神奈川県足柄下郡箱根町強羅字強羅1300番27他。

ホテル棟とコンドミニアム棟の2棟構成

ホテル施設は、ホテル棟とコンドミニアム棟の2棟構成。

ホテル棟は、地上5階建てで、 62室の客室に加えて、レストラン、大浴場、中庭、ラウンジを設ける。中庭には、ウッドデッキ、 焚き火炉、足湯、ハンモックを、ラウンジには、ドリンクコーナー、ライブラリー、湯上がりラウンジを設置。宿泊するゲストがラウンジや中庭を中心に集い、気に入った場所で、それぞれの時間を過ごせることが最大の特徴。

コンドミニアム棟は、地上4階建て、全10室に温泉が楽しめるビューバスが付いたコンドミニアム。ビューバスの付いたコンドミニアムタイプの宿泊施設は、強羅エリア初展開。 広々とした居住スペースが特徴で、短期から長期の滞在まで幅広い用途に利用できる。

同物件は2017年1月に取得済みで、リノベーションにかかる投資額は21億円となる。

出典:小田急

箱根町ホテル展開状況

メトロエンジンリサーチによると、神奈川県箱根町には宿泊施設が330展開しており、部屋数は7,573が提供されている。新規開業予定施設は同ホテルのほかに以下の2軒が予定されている。

・「(仮称)ホテルインディゴ箱根強羅」、100室、IHG、神奈川県足柄下郡箱根町木賀、2019年1月開業見込み

・「(仮称)蓬莱園ホテル」、部屋数不明、藤田観光、神奈川県足柄下郡箱根町小桶谷503、2019年12月開業見込み

小田急、ホテル出店を2020年度までに15店へ

小田急グループは、ホテル事業を成長分野と位置づけ、地域の魅力を引き出す特徴あるホテルの出店を進める。都市型ホテルやリゾートホテルなど、2015年度から出店を強化しており、 2020年度までに15店程度を出店する計画で同ホテルは6店舗目となる予定。

また、箱根地区においては、グループの各交通機関の結節点となる駅やターミナル、観光施設への大型投資を開始している。強羅は箱根登山電車の終点であり、ホテルの開業により新たな滞在拠点を設けることで、強羅エリアの魅力の発信に努める。

小田急は本年8月に総額100億円にのぼる箱根エリアでの投資計画を明らかにしている。

 

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