札幌駅に隣接する地区の再開発において、JR 北海道ホテルズがマリオット・インターナショナルとのパートナーシップによりホテル計画を推進してくと決定した。 19日、JR北海道が発表した。北海道・札幌で「国際水準のホテル」の実現に向け、具体的なブランドは今後決まるが、上級ブランドとなる見込み。
ＪＲ北海道は新型コロナウイルス感染症の感染状況が収束した後の外国人観光客の回復や、30 年の冬季五輪・パラリンピック招致を見据え、札幌の宿泊機能を充実させていく。
この新規ホテルは、JR 北海道子会社のJR北海道ホテルズが運営する。ホテル計画の概要はビル高層部の 6 フロア、約 200 室規模となり、レストラン、スパ、フィットネスなども併設される見込み。
マリオット・インターナショナルは 138 国・地域に「ザ・リッツ・カールトン」や「エディション」「ウェスティン 」「フェアフィールド・バイ・マリオット」など 30 のブランド、合計 7900 軒以上の施設を擁している。
多数のブランドの中でも高級ブランドには、「ザ・リッツ・カールトン」「セントレジス」「JWマリオット」など複数あるが、現時点ではどのブランドが入るかは未定だ。
マリオットはこれまで複数の上級グレードホテルを日本国内で展開しており、中にはJR東日本グループの日本ホテルがマリオット提携した「メズム東京 オートグラフコレクション」や、東武鉄道と契約した「ザ・リッツ・カールトン日光」がある。