2021年秋、4室限定で全室がスイートルームという特徴を持ったスモール&ラグジュアリーホテルが、京都市左京区の南禅寺エリアにオープンする。
開発と運営を手がけるのは株式会社REAL SQUARE(本社:東京都中央区、代表取締役:筒井年彦)で、同社はこれまで表参道や銀座など、都内でも特に感度の高いエリアを中心に商業施設の開発や、またリゾート地におけるホテル開発など商業施設に特化した開発を行ってきており、ホテル運営は今回が初となる。
開発計画が進行している左京区は、京都市のなかでも風光明媚な景観に歴史的情緒が織り交ぜられた観光資源豊富なエリアで、特に南禅寺周辺は市の中心部の賑わいから少し離れ、寂々とした古都の味わいが感じられる人気のスポットだ。
南禅寺は700年以上の歴史を持つ臨済宗南禅寺派の大本山で、国の重要文化財で「天下竜門」という別名も持つ「三門」、レトロな雰囲気でフォトスポットとして人気の高い「水路閣」、禅の世界観が表された国宝の「方丈」などがあり、春の桜や秋の紅葉シーズンはもちろん、年間を通じて国内外から多くの観光客を集めてきた。
2021年秋の開業を目指す本ホテルは、そのロケーションにふさわしく、本物の数寄屋建築を現代の生活様式の中で実現する4室限定という小規模でありながらもラグジュアリーなホテルで、京都の名工と職人達の手によってつくられる。
内外装は和風旅館の格式を保ちつつ、おもてなしの精神が随所に行き渡り、現代的なホテルの快適性と利便性を兼ね備えた宿泊施設となる予定だ。
現時点の計画では、1階に京都の日本料理の名店が入り、宿泊客は本格的な和風庭園を眺めながらの食事が楽しめる。2、3階は、4室限定で全室が数寄屋(茶室風)造りのスイートルームとなる。
ステラマッカートニーが入居する東京・青山のM3や、トヨタ自動車のプレミアムブランドであるINTERSECT BY LEXUS が入居する同じく青山のRUELLE⻘⼭など、ラグジュアリーブランド向けの商業施設開発企画を多く手がけてきた同社のホテルだけに、その品質とデザインに期待が高まる。
ホテルが開業する2021年秋には、新型コロナウイルス感染症が収束し、京都の街が国内外から訪れる多くの旅行客で賑わう本来の姿に戻っていることを願いたい。
株式会社REAL SQUARE公式Webサイト:https://realsquare.co.jp/