東京・西新宿にある京王プラザホテルが、廃棄されるグレープフルーツの皮を活用したサステナブルなカクテル「Revival Zero」を同ホテルのメインバー「ブリアン」で、2 月 2 日(木)に提供開始する。「Revival Zero」は、廃棄食材を削減したいという思いから考案したカクテルだ。グレープフルーツを搾った後に残る皮をすべて使って、食品ロスの削減を目指す。
近年、環境への意識が高まり、サステナビリティへの取り組みを活発化させるホテルが増えている。
京王プラザホテルは、営業の中で生じるグレープフルーツの皮を無駄にせず、ドリンクへと変貌させる、環境に優しいカクテルを考案した。
材料に含まれる「酒粕発酵オレオサッカラム」は、廃棄される予定だったフルーツの皮(グレープフルーツ)を使った手作りだ。砂糖をもみ込まれたグレープフルーツの皮から、皮に含まれる油や成分を抽出して天然のシロップを作成。余ったジュースを酒粕で発酵させてできた炭酸のジュースを、先ほどのシロップと合わせて作成する。岩手県の南部美人クラフトウォッカをベースに仕上げたカクテルとなっている。