新型コロナウイルス感染症の影響で打撃を受けた観光産業への支援策として、10月よりプレ実施されている「ふるさと応援！ ひょうごを旅しようキャンペーン」について、県はワクチン接種などの制限を緩和した上で、11月12日より本格的に開始すると発表した。
プレ実施期間中は原則として、２回のワクチン接種もしくはPCR検査等の陰性証明書の提出が求められたが、11月12日以降はその制限が緩和され、OTAを通じた予約も解禁となる。一方ワクチン未接種者に対しては、４人以下の少人数旅行であることが引き続き求められる。
本キャンペーンでは、兵庫県民による県内を目的地とした旅行を対象に、１人１泊当たり最大5000円が割り引かれるほか、県内の飲食店や観光施設で利用できる「ふるさと応援クーポン」最大2000円分が配布される。
キャンペーンの実施期間は12月31日まで。県内の感染状況によっては、期間中に停止となる可能性がある。
齋藤知事は2日の記者会見にて、県内の感染状況が落ち着いていることに触れた上で、本キャンペーンについては、「家族などでの少人数での利用を推奨する」と発言した。
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