2018 年8 月下旬にハイアット日本初のビーチリゾート「ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄」が開業し、同施設内には「瀬良垣島教会」が9月にオープンする。競合となりそうな施設とは。
沖縄本島北部にハイアットが日本初のビーチリゾートを開業
ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄は、沖縄本島北部の国頭郡恩納村で、東急不動産、NTT都市開発、ミリアルリゾートホテルズの3社によって進められているホテル事業で、運営会社はハイアット ホテルズ コーポレーションとなっている。
同ホテルは、2018年8月下旬に開業予定で、所在地は沖縄県国頭郡恩納村である。
客室数は344室で、鉄筋コンクリート造、地上7階、地上3階、地上2階建てで構成される施設である。
付帯施設として、レストラン・バー、スパ、プール、フィットネス、宴会場、チャペル「瀬良垣島教会」なども備える。
沖縄県国頭郡恩納村ホテル出店状況
メトロエンジンリサーチによると、現在沖縄県には2,159の宿泊施設が展開しており、47,673部屋が提供されている。内、国頭郡は577移設で、那覇市の306施設を大きく上回り県内で最も多くなっている。
また、恩納村には157の宿泊施設があり、5,221部屋を提供している。
同村には、大規模な宿泊施設が多く展開しており、部屋数トップ5は、
1位 リザンシーパークホテル谷茶ベイ 730部屋
2位 沖縄かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパ 536部屋
3位 ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート 397部屋
4位 ルネッサンスリゾートオキナワ 377部屋
となっており、
5位に同ホテルが344室で軒を連ねることになる。リザンシーパークホテル谷茶ベイと沖縄かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパは一泊30,000-35,000円の価格帯ながら、ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート は65,000-70,000円、ルネッサンスリゾートオキナワは45,000-50,000円の価格帯となっている。
同ホテルは、60,000-80,000円の価格帯での開業を予定しており、金額的には最高級価格帯で、ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートが最大の競合となりそうだ。
メトロエンジンリサーチのレビュー分析では、ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートは価格は高いものの、客室やサービスについて非常に高い評価を受けている。
ハイアットが日本初となるビーチリゾートをどう展開するのか、注目が高まっている。