マリオット・インターナショナル傘下のザ・リッツ・カールトン・ホテル・カンパニーL.L.C.が手がける「東山ニセコビレッジ、リッツ・カールトン・リザーブ(Higashiyama Niseko Village, a Ritz-Carlton Reserve)」が12月15日、北海道・ニセコに開業する。
ニセコはパウダースノーの聖地としても知られ、近年は特にリゾート開発が進んでおり、海外からの観光客は増加の一途をたどっている。同地には先行するラグジュアリーホテルとして、2008年7月にヒルトン・ホテルズ&リゾーツの「ヒルトンニセコビレッジ」が、2020年1月にハイアットホテルズアンドリゾーツの「パーク ハイアット ニセコ HANAZONO 」が開業しており、ザ・リッツ・カールトンブランドが参戦することで、同地におけるリゾートビジネスはますます激化することが予想される。
プライベートリゾート&ラグジュアリーヴィラを標榜する新ブランド「リッツ・カールトン・リザーブ」は、「世界の隠れたエキゾチックな聖地を楽しむ人のための特別な場所」として、非日常や未知の体験、特別なラグジュアリーを顧客に提供する。同ブランドは、現在インドネシアのバリ島に「マンダパ・リッツ・カールトン・リザーブ」がオープンしているのみで、パナマやメキシコ、モロッコでも計画が進んでいるが、日本には今冬初上陸となる。
ニセコ連峰の主峰である、標高1308.2mのニセコアンヌプリの麓に位置する「東山ニセコビレッジ、リッツ・カールトン・リザーブ」は、50室の客室を擁し、羊蹄山やその他山々に囲まれ美しい眺望に臨む。
冬季には2,191エーカー(約8.86平方キロメートル)を誇る土地でスキーが堪能でき、アドベンチャー溢れるニセコの山々へゲストを誘う広大なバックカントリースキーへのアクセスも可能。
また、北海道ならではのユニークな食、文化および伝統を、一年を通してオーセンティックかつ豊かな体験として提供する。付帯施設としては、2つのレストラン、ラウンジ、スパ、温泉、フィットネスセンターを備える。
Webサイト:リッツ・カールトン・リザーブ