and factoryは、IoT体験型宿泊施設であるスマートホステル「&AND HOSTEL」の7号店「&AND HOSTEL ASAKUSA」を2月1日に、8号店「&AND HOSTEL MINOWA」を2月15日に開業した。
IoTによる宿泊体験の価値向上と業務効率の改善を実現
出典:and factory
「&AND HOSTEL」は様々なIoTデバイスを1ヶ所に集結させ、近未来のIoT空間が楽しめる体験型宿泊施設。
またIoT体験だけではなく、宿泊者同士のコミュニケーションが活発なホステルならではの出会いや集いも楽しめる「世界とつながるスマートホステル」。コンセプトのオリジナリティーやコストパフォーマンスの良さから好評を得ており、既存店舗はいずれも高い稼働率を保っているという。
この度、「&AND HOSTEL ASAKUSA」「&AND HOSTEL MINOWA」の2店舗を開業。今後もさらなるニーズがあるものと考えており、東京以外のエリアへも出店を加速させていく方針だ。
訪日客ニーズを背景に新規宿泊施設のオープンが相次ぐ中、宿泊業界では慢性的な人手不足や他施設との差別化が課題となっている。「&AND HOSTEL ASAKUSA」「&AND HOSTEL MINOWA」両店舗ではIoT技術の活用により業務効率化、宿泊体験価値の向上の2つを実現する。
①スマートIoTステイ
「&AND HOSTEL」では、IoTルームに泊まる顧客に対し、チェックイン時に鍵ではなく専用のスマートフォンを貸出す。独自に開発したIoTプラットフォームアプリ「&IoT」を用いて、ドアキーの開錠施錠はもちろん、テレビやエアコンなど居室内の様々な家電の操作が可能。
②利用シーンに応じて、瞬時に快適環境を整備
「Wake up!」「Sleep」「I’m home!」「Go out!」「Concentrate」「Relax」の6シーンにおいて、居室内のIoTデバイスが作動し利用シーンに応じた快適環境が瞬時に整う。例えば「Wake up!」モードでは、カーテン、スマートスピーカー、照明、テレビ、アロマディフューザー、空気清浄機の6デバイスが一斉に起動し、起床に適した環境を整える。今後は他の体験シーン開発を進めていく。
③リアルタイムな情報を知らせる
センシング技術やクラウドデータとの連携により、天候、防災情報の通知や、ラウンジの混雑状況などリアルタイムな情報を知らせる。
これらのIoT体験は、専用スマートフォンとスマートスピーカーのいずれからも操作でき、ゲストの状況に応じてインターフェイスを選べることも、&AND HOSTELのIoT体験の特徴となっている。
出典:and factory
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