バケーション(休暇)も兼ねた新しい働き方として注目されているワケーションですが、仕事環境がいきなり変化すると戸惑う人もいるのではないでしょうか。
今回は、ワケーションで快適に仕事を進めるための、リフレッシュタイム活用術について解説します。ぜひ参考にしてください。
ワーケーションでのリフレッシュタイムをフルに楽しむには
働き詰めだった人にとって、ワーケーションという新しい業務形態は仕事がやりづらいと感じる人もいるかもしれません。その理由は「環境が快適過ぎて仕事に集中できない」というものです。
今までは、通勤時間を経て職場に辿り着きタイムカードを押して業務開始、仕事が終われば帰宅、という流れでした。ワーケーションという新しい働き方では、ある一面仕事とプライベートのメリハリが付きにくくなることもあります。
しかし、せっかくワーケーションで今までと異なる環境に来たのだから、その環境を利用してリフレッシュすることが大事です。リフレッシュすることで、仕事に対しての意欲も増していくようにすることが大切です。
リフレッシュする方法としては、次の3つが代表的な例となりますので、ご紹介します。
- ホテルでの時間を充実させる、ホテル内でリフレッシュタイムを楽しむ
- ホテル周辺で過ごす、ホテル周辺でリフレッシュタイムを楽しむ
- その地域でしかできないことを体験、地域のレジャーを楽しむ
これら3つについて、ワーケーションではどのように満喫するのがベストなのかを詳しく見ていきます。
ホテルでの時間を充実させる
ワーケーションでリフレッシュする方法は、宿泊施設であるホテルの設備をしっかりと活用することが挙げられます。
ホテルでリフレッシュするための代表的な設備としては以下のような設備があるでしょう。
- 温泉、大浴場
- サウナ
- ロビーのバー
- コーヒーメーカー、食器
- キッチン
- バス
- オーディオ・AV機器
特にワーケーションの場合、温泉付きのホテルを利用することも多いでしょう。普段の生活では満喫できない温泉です。温泉にはあらゆる効能がありますので、心身ともにリフレッシュできていいでしょう。
これらのホテルでの設備を満喫するには、次の点をさらにチェックしておくといいでしょう。
・大浴場や露天風呂があるかどうか
人によっては早朝に入りたい、深夜に入りたいという人もいるでしょう。自分の入りたい時間まで温泉・大浴場はやっているのか、時間をチェックしましょう。
・サウナはあるのか
大浴場や露天風呂、サウナに入ることでリフレッシュする人が多くいます。特に普段からサウナでたっぷりと汗をかくことが趣味の人は、ホテル設備にサウナがあるのかどうかを確認しておきましょう。
・ホテル併設レストラン、キッチン、バスはどれくらいのクオリティか
ワーケーションでは、ホテルのレストランを楽しんだり、キッチン付きの部屋で自由に料理を作ったりする人がいます。長く滞在することも多く、キッチンの設備がどれくらいのレベルなのか確認しましょう。ホテルのキッチンは最低限の設備のことも多く、チェックしておくことで楽しめます。
また、バスのアメニティはどれくらいのレベルなのかも確認しましょう。入浴時のアイテムにこだわる人は、宿泊先のバスアメニティが充実していないと、不便に感じます。あらかじめホテルに用意されているか、持参しないといけないのか、事前にチェックしましょう。
ホテルでの時間を充実させるおすすめプランをご紹介
具体的にホテルでの時間を充実させるためのおすすめプランの例もご紹介しますので、参考にしてください。
・湯本富士屋ホテル
「温泉ワーケーション」を提唱していて、『休暇 + 仕事』×『温泉』をテーマにしています。箱根の温泉地ならではの露天風呂や低温サウナをホテルで満喫できるのが魅力です。東洋式もみほぐしや本格エステ、気軽なリフレクソロジー、お部屋でのマッサージなどもあって、仕事とリラックスした時間を両方楽しめるホテルです。
・三井ガーデンホテル
「三井ガーデンホテル」の「HOTELどこでもパス」は魅力的なプランです。全国12都道府県35施設の「三井ガーデンホテルズ」「sequence」から、定額で毎日好きなホテルを自由に利用でき、一拠点にとらわれない多拠点生活も可能にした画期的ワーケーションプランです。宿泊者専用の大浴場、フィットネスジム、ラウンジなど、ホテルによって様々な特長のある設備やサービスを利用できるのが魅力です。
例えばその一つ、「三井ガーデンホテル神宮外苑の杜」では、都心にありながら、リフレッシュできるホテルです。ホテル併設の開放的な雰囲気のレストランが魅力で、国立競技場を前にした緑豊かな環境も癒されます。
ホテル周辺で過ごす
ワーケーションでのリフレッシュ方法は、ホテル周辺の環境を楽しむという手段もあります。
地方でワーケーションをする場合、観光客を対象とした名物料理・ご当地グルメの飲食店、その土地でしか味わえないレジャー施設などを利用することが多いでしょう。そのような場所へ出向けば、普段は体験できない美味しい料理を堪能したり、楽しいレジャー体験ができたりします。
ワーケーションをすることが決まった場合、自分のワーケーション先にはどんな飲食店・レジャー施設があるのかチェックをして、計画を立てておきましょう。普段と違う体験をすることによって心身ともにリフレッシュできて、その結果、仕事の能率も上がるでしょう。
ホテル周辺で過ごすためのおすすめプランをご紹介
ホテル周辺を楽しめるホテルのプランの例もご紹介します。
・星野リゾート OMO5東京大塚
ゲストルームが特徴となっていて、ワーケーションで旅気分を満喫できます。昭和レトロの街並みを感じられるようなホテル内のコーナーや大塚の街の探索マップ、アクティビティが準備されていて下町のグルメや雰囲気を街ごと楽しめる取り組みが行われています。
・三河湾リゾートリンクス
愛知県の吉良温泉海の見えるリゾートホテルで、温泉も海も満喫できます。三河湾を見ながらのオーシャンビュー大浴場や三河湾クルーズなども楽しめておすすめです。
その地域でしかできないことを体験
ワーケーションの醍醐味は、普段の生活空間と異なる環境に出向いて、普段では不可能な体験ができることです。ワーケーションの「WORK」部分である仕事も大事ですが、ワーケーションの「Vacation」部分である休暇も存分に楽しまないと、せっかくワーケーションを実践した意味がありません。各自治体は、ワーケーション参加者に楽しんでもらおうと、その地域ならではのレジャーを用意しています。
そんな各自治体からおすすめのワーケーションプランをご紹介しますので参考にしてください。その地方・地域ならではの魅力を満喫してみるといいでしょう。
その地域でしかできないおすすめプランをご紹介
・北海道知床斜里町「しれとこらぼ」
北海道の大自然を満喫するプランもおすすめです。北海道知床斜里町には、全長28.1kmの真っ直ぐな道「天に続く道」が走り、「オシンコシンの滝」が見られ、「ウトロ」などの観光地がある立地です。素晴らしい景色を満喫しながらのワーケーションができる施設が無料で借りられます。
・山形県大蔵村「肘折いでゆ館」
山形県大蔵村の自治体では、大蔵村が誇り全国的に有名な名物温泉である肘折温泉を主軸に、ワーケーションの長期滞在プログラム「肘折バカンス」を実施しています。
日帰り専用の温泉施設「肘折いでゆ館」内にワーケーション専門のコワーキングスペースを用意。温泉や温泉街の散策、地蔵蔵のトレッキング、かんじきウォーキング、こけし絵付け体験など珍しい体験も可能となっています。
以上のように、各自治体は、仕事以外のリフレッシュ時間を充実させるために、さまざまな取り組みをしています。
まとめ
ワーケーションではリフレッシュして心身ともにスッキリすることで、仕事の能率も向上しますので、リフレッシュの時間を重要視するようにしてください。
ワーケーションを楽しむには、ホテルの設備、ホテル周辺、そしてその地域でしかできない体験をポイントに選ぶことでリフレッシュすることができるでしょう。しっかりリフレッシュできるようなホテルを選んでみるといいでしょう。