プレミアホテルグループが「京都山科 ホテル山楽」を10月27日に開業

プレミアホテルグループは、「京都山科 ホテル山楽」を2018年10月27日に開業する旨発表し、公式サイトにて予約の受付を開始した。同ホテルは「ホテルブライトンシティ京都山科」の9月一杯での閉業に伴い、リニューアルの上で開業するもの。京都市山科区のホテル出店状況とレビュー分析を合わせてお送りする。

 

ホテルブライトンシティ京都山科が9月で閉業

京都市は、昨年末に同市が保有する「ラクト山科A棟ホテル施設」(現ホテルブライトンシティ京都山科)を公募によって売却した。2018年9月末で20年間の賃貸借契約が終わるためで、ホテル営業の継続を条件としていた。

公募には3社が応募し、最高額を示したケン不動産リース株式会社に25億1,600万円で売却することとなった。現在入居中の「ホテルブライトンシティ京都山科」は同9月で1998年10月からの20年に渡る営業を終了することとなり、運営をしてきたブライトンコーポレーションは同ホテルから撤退し、改装などを経てケン社の新ホテルが開業することになる。

なお、ブライトン社は今回の応募を見送った。

ケン社はプレミアホテルグループを展開し、国内22軒、海外9軒、計31軒・約7,906室を提供している。

 

京都山科ホテル 山楽がリニューアル開業

ケン社が展開するプレミアホテルグループが、グループ32軒目のホテルとして、「京都山科 ホテル山楽」を10月27日開業を決定し、予約の受付を開始した。

開業する同ホテルは全100室の客室、レストラン、宴会場、入浴施設を備え、自社「山楽ブランド」の5軒目のホテルとして京都・山科にオープンする。

訪れるゲストにとって旅の拠点となるだけでなく、千年の都・京都の夢に浸り続ける寛ぎを届けることを目指し、ロビー、入浴施設および一部客室を中心にリニューアルを遂げる。

「京都山科 ホテル山楽」の特徴としてデザインコンセプトは「京都・大正ロマン」とした。
明治維新後、東京遷都が行われた後の京都では急速に近代化が進み、山科に走る三条通にも多くの洋風建築が建設された。今もなお、歴史ある洋館は京都に数多く残っている。

同ホテルのロビーは、当時の西洋建築のデザインをベースに、琳派芸術などの京都ゆかりの伝統を織り込み、従来とはまた違う京都の趣と魅力が感じられる空間へとリニューアルする。

出典:プレミアホテルグループ

 

同ホテルは京都駅からJRで1駅、「山科駅」から徒歩1分という好立地で、京都市内の主要観光地はもちろん、大阪や大津などの周辺都市にも電車1本でアクセスできる。

料金は1泊15,000-20,000円ほどとなっている。

 

京都市山科区ホテル出店状況

メトロエンジンリサーチによると、現在京都市山科区では、宿泊施設が18、客室数187が提供されている。新設ホテルは同ホテルの他には確認できなかった。

また、メトロエンジンリサーチのレビュー分析によると、現在運営されているホテルブライトンシティ京都山科は、閉業が決まっていながらも顧客からは高い評価を受けている。シティホテルとして、一泊15,000-20,000円の手頃な価格帯で提供されており、駅に近い立地やサービス面、バスルームの評価が高く、実質ほぼ満室で稼働をしていた。

課題としては、Wifiの整備が遅れていたことがあり、今後訪日外国人客を獲得していくためには、リニューアルの際にこれを整備することでさらなる評価を得ることが可能となるだろう。

 

出典:プレミアホテルグループ

 

 

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