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災害ボランティアに宿泊施設等の割引サービス提供

投稿日 : 2018.08.08

岡山県

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ホテル関連ニュース

7月の西日本における豪雨で被災した岡山県倉敷市において、災害ボランティア向けに、市内の宿泊施設・入浴施設・飲食施設等が割引サービス等を提供する。倉敷市が本日8月8日、サービス提供の一覧を発表した。また、広島県では災害ボランティアに宿泊所を提供する動きもあり、ボランティア支援で災害復興を後押しする取り組みが行われている。

倉敷市観光事業者が災害ボランティア向け割引サービス
倉敷市内の宿泊施設でボランティア向けに宿泊割引サービスを提供するのは以下の8施設。
・倉敷アイビースクエア
・倉敷国際ホテル
・センチュリオンホテル& スパ倉敷
・美観地区町屋 ドミトリー有鄰庵
・かくれ宿Yuji-inn
・倉敷シーサイドホテル
・庭園旅館備後屋
・瀬戸の泊まり
上記の宿泊施設では、災害ボランティア向けに宿泊料金の一部割引を実施する。
詳細は一覧参照。
そのほか、災害ボランティア向けの入浴サービス(一覧)や飲食割引サービス(一覧)も市内の一部施設で実施され、入浴、飲食サービスを合わせて提供する宿泊施設も多くなっている。
詳細は、倉敷市「災害ボランティアの皆さまへの割引等のサービスについて」を参照のこと。
また、倉敷市では、災害ボランティアへの割引等のサービス提供を行う、市内の宿泊・入浴施設や飲食店等を募集している。
協力事業者は下記のカードを店舗内に掲載する。

出典:倉敷市

広島教区災害サポートセンター
また、広島教区災害サポートセンターでは、西日本豪雨災害支援に関して、教会施設などを活用して、支援拠点としてボランティア宿泊所を提供している。
詳細は、同センターのボランティア宿泊の一覧を参照のこと。
ボランティアと事業者の善意の好循環で、被災からの復興を後押しする取り組み。
ボランティアとしてこうした施設を利用するほかにも、通常の観光客として被災地を訪れて消費することも復興にとっては有意義で、被災地の正確な現地状況を伝えることも観光産業の風評被害を防ぐ意味でも大切であると言えるだろう。

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