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日本旅行、福岡発着「くまもとふれあいツアー」12月1−2日

投稿日 : 2018.10.22

熊本県

ホテル関連ニュース

日本旅行では、熊本地震の影響で観光客数が落ち込む熊本・阿蘇の観光復興を後押しし、熊本を支援する福岡の人々への感謝の気持ちを伝え、熊本の魅力をより知ってもらうため、福岡発着の1泊2日バスツアー「くまもとふれあいツアー」を実施する。熊本の復興・ホテル展開状況と合わせてお送りする。

熊本地震復興支援「くまもとふれあいツアー」

同ツアーは、熊本地震復興支援を目的として実施するもので、現地のほとんどの観光物産施設が通常通り元気に営業していることを多くの人々に伝える。また、くまモンが応援に駆け付ける場面を予定、震災の影響で苦境に立たされた観光施設や物産館に立ち寄る。

日程は2018年12月1日(土)~2日(日)1泊2日、貸切バスツアーで行われる。

美肌効果があるといわれる「阿蘇温泉」の「阿蘇の司 ビラパークホテル&スパリゾート」に宿泊する。

料金は、16,800円~24,800円

詳細は、日本旅行商品取り扱い店舗に問い合わせのこと。

熊本県観光復興状況、前年比18.7%の観光客減

熊本県では、2016年4月に熊本地震が襲った。特に震源地の熊本県の被害は甚大で、200人を超える死者、2,000人超の負傷者、全壊・半壊・一部破損あわせた住家被害は18万棟を超えた。また、熊本県民にとって象徴的存在である熊本城も大きな被害を受け、すべてを修復するのに20年以上はかかると言われている。

2017年の観光統計が未発表となっているが、2016年の熊本県の観光客数は激減した。2016年に熊本県を訪れた観光客は熊本県の総計によると、4,854万4,838人だった。前年比にして18.7%の観光客が減った。また、近年増加傾向だった外国人観光客も前年比24.5%減の48万6,237人へと激減した。この観光客数減に伴い、観光消費額も前年より大きく減らし、2016年の観光諸費額は前年比15%減の約2,565憶円だった。

熊本県・阿蘇市ホテル展開状況

メトロエンジンリサーチによると、熊本県には宿泊施設が870、部屋数にして23,472が提供されている。

また、同ツアーで宿泊する阿蘇市には宿泊施設が71、部屋数にして1,984が提供されている。

同市の部屋数規模トップ10は以下の通り。

出典:メトロエンジンリサーチ

同ツアーの宿泊先である「阿蘇の司 ビラパークホテル&スパリゾート」が266室で部屋数トップとなった。

同市内では震災の影響もあってか営業を停止している宿泊施設が5軒確認された。継続的に復興支援を後押ししたいところだ。

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