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JTB、年末年始、国内・海外旅行ともに長期休暇で増加へ

投稿日 : 2018.12.06

ホテル関連ニュース

JTBは、年末年始に出発日基準で 12月23日(祝)~1月3日(木)に1泊以上の旅行に出かける人の旅行動向の見通しをまとめた。 この調査は、旅行動向アンケート、経済動向、業界動向や航空会社の予約状況、JTBグループ の販売状況などから推計したもの。

国内旅行人数 2,989.4 万人、海外旅行人数 73.4 万人

同調査結果は以下の通りとなり、今年の年末年始の休暇は、暦通りならば、12月29日(土)から 1月3日(木)の 6日間だが、 1月4日(金)を休めば 9 連休が可能。メーカーなどでは 1月4日(金)を休みにする企業もあり、例年より長い休暇が旅行喚起につながりそうだ。さらに今年は12月22日(土)~12月24日(振) のクリスマス3連休もあり、この時期に旅行をする人も増える見込み。

出典:JTB

国内旅行人数 2,989.4 万人(前年比 +1.1 %) 海外旅行人数 73.4 万人(同+4.3 %)、といずれも増加し、特に海外旅行人数は過去最高を予測した。

海外旅行動向、ヨーロッパなど遠距離

2017年の海外旅行者数は 1,789万人と過去 2 番目の数字となった。今年1月~10月までの累計も対前年比 5.2%増の1,565万人で推移しており(日本政府観光局 11 月発表)、年末にかけても好調に推移すると見られ、このまま行けば過去最高だった 2012年の1,849万人を超える可能性も考えられる。

燃油サーチャージは、2017年2月に復活し、2018年8月に値上がりしているが、12月~1月の発券については据え置きとなっている。8月以降も海外旅行者数に影響が出ていないことから年末年始の旅行についても影響は少ないとみられる。為替レートはほぼ前年並で推移している。海外旅行平均費用については、燃油サーチャージの上昇と、長い休みを利用してヨーロッパなどの遠距離の旅行に行く人も多いと思われることから、214,000 円(前年比+3.9%)と予測。

出発日のピークは、12月29日(土)、30 日(日)となり、近場のアジアを中心に年始の 1月2日(水)、3日(木)の出発も多くなっている。方面別の旅行人数予測では、サイパンへの減便が続きグアム・サイパンが減少、韓国や香港、欧州が前年より 5 ポイント以上増加となっている。

JTBの海外パッケージツアー「ルック JTB」の予約状況を見ると、ハワイや韓国などでは、 年末の出発に加えて、1月2日(水)以降の出発も多く、料金の下がる時期を選んで旅行する人も多い。ヨーロッパ方面は引き続き好調で特に北欧などが人気。

アジア方面では、香港・マ カオやベトナムが人気となっている。香港・マカオは、10 月に香港・マカオ間を陸路でつなぐ「港 珠澳大橋」が完成したこともあって注目度が高く、ベトナムは、ベトナム航空が 10月から関西空港からリゾート地ダナンへ就航し、福岡空港~ハノイ線が週 4 便から毎日運航になるなど新しい旅行先への就航や運航便数の増加が続いている。

国内旅行動向、実家以外の宿泊旅行が増加

宿泊旅行統計調査によれば、今年の1月~9月の日本人の述べ宿泊者数は、6月末からの豪雨や地震の影響もあり、前年より3%減少しているが、9月単月の速報値では、3,649万人泊となり、前年同月比0.7%増と回復の兆しが見えている。

今年の年末年始は、全体としては休みがとりやすく、ボーナスも増加傾向にあることから、年内や正月明けに旅行したり少し長めの旅行をしたりする人も増えそうだ。この間の国内旅行人数は2,989.4万人(前年比+1.1%)、国内旅行平均費用は33,000円(前年比+3.4%)と予測。
同アンケートによると、旅行日数は、昨年より「2泊3日」が減少し、「3泊4日」や「5泊6日」が増加し、長めの旅行をする人が増えそうだ。利用宿泊施設では、「夫や妻の実家」が減少する一方、「ホテル」が30.6%(昨年差+2.2ポイント)、「旅館」が15.6%(同+0.4ポイント)と増加し、今年は実家以外に泊まる旅行も多くなる見込み。

利用交通機関については、「乗用車」は65.9%と最も多いが、ガソリンの価格が昨年と比較して上昇しているため、昨年から3.1ポイント減少。「高速/長距離バス」は7.5%(同+4.3ポイント)、「格安航空会社(LCC)」は1.7%(同+0.5ポイント)。また鉄道は、「高速/長距離バス」に続いて「JR新幹線」が19.1%(同+2.6ポイント)と増加。旅行先では、「近畿」「北海道」と回答した人が昨年より増えている。
JTBの宿泊や国内企画商品の予約状況をみると、クリスマス3連休や年内の平日では、沖縄のビーチリゾートや東京ディズニーリゾート®、軽井沢などが人気を集める。

関東近辺の温泉では料金の下がる1月4日以降の予約も多くなっている。

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