JR東日本は、東南アジア地域において、より機動的に生活サービス事業を展開していくため、このほど、シンガポールに現地法人を設立した。
JR東日本は、2017年11月に「生活サービス事業成長ビジョン(NEXT10)」を発表し、これまでのビジネスに磨きをかけるとともに、「「CITY UP!」駅から、街から、未来を作ろう。」をスローガンに、事業の変革及び創造を目指している。
このたび、東南アジア地域において、より機動的に生活サービス事業を展開していくため、2018年11月27日に、シンガポールに現地法人を設立した。
新会社設立の目的は、東南アジア地域における、現地マーケットに根差した事業展開とグループ内外の企業との共同出資等を通じた、機動的な事業推進を掲げている。
【新会社 概要】
名称:JR East Business Development SEA Pte. Ltd. 呼称:JR東日本東南アジア事業開発
所在地:5 Shenton way, UIC Building, #10-01, Singapore
代表者:大見山 俊雄(おおみやま としお)
株主:JR東日本100%出資
設立日:2018年11月27日
資本金:11,110,000SGD(約10億円)※1SGD=90円換算
事業内容:駅ナカ・駅周辺での商業運営事業、ジャパンコンテンツの東南アジア進出支援事業、マーケティングリサーチ等
JR東日本は、シンガポールにインバウンドの拠点「JAPAN RAIL CAFE」をオープンさせるなど、東南アジアにおけるインバウンド誘客の拠点としてシンガポールを位置付けている。
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