日本政府観光局(JNTO)は、訪日インバウンドの拡大に向けて、日本各地でのプロモーションの取り組みを強化・促進すべく、「JNTO マーケティング研修会」を実施。 北海道地域では、11月28日(水)に札幌市で開催。各地域の訪日インバウンドプロモーション事業の推進役が多数参集する。
出典:JNTO
地震被害の影響を先進マーケティングで最小化できるか
JNTOでは、11月28日に札幌駅近くの会議室で、欧⽶豪市場向けプロモーションのポイント、JNTO が実践するデジタルマーケティングの PDCA、Google Analyticsを用いたウェブサイト・アクセス分析などについてのマーケティング研修会を以下の通り開催する。
【JNTOマーケティング研修会 in 北海道 概要】
主催:日本政府観光局(JNTO)
協 ⼒:公益社団法⼈ 北海道観光振興機構
開催日時:2018年11月28日(水)13:30〜17:00(13:00 開場)
会場:かでる 2.7
参加者:自治体・観光関連事業者で、観光マーケティングやプロモーション業務に直接関与する実務者 (50名程度)
内容:
13:30〜 〔主催者・協⼒団体挨拶〕 JNTO 地域プロモーション連携室⻑ 渡辺厚 (公社)北海道観光振興機構 専務理事 片山知洋氏
13:40〜 〔最近の訪日旅⾏トレンド〕 JNTO 地域プロモーション連携室 笠原綾氏
14:00〜〔テーマ① 欧⽶豪市場向けプロモーションのポイント〕 JNTO 市場横断プロモーション部 永井初芽氏
15:00〜〔テーマ② JNTO が実践するデジタルマーケティングの PDCA〕 JNTO デジタルマーケティング室 ⽂野領氏
16:00〜〔テーマ③ Google Analytics を用いたウェブサイト・アクセス分析〕 株式会社電通デジタル 今井紫氏
17:00 〔閉会〕
北海道経済部観光局の調査結果によると、訪日外国人の来道者数は、2012年度以降年々増大しており、2017年度には279万2,100人で、前年度から121.3%の増加を示した。
特に、韓国(639,400人、対前年度比150.7%)やロシア(14,100人、対前年度比136.9%)からの増大が著しかったが、今年9月の北海道を襲った地震災害によりその観光への影響が懸念されており、単なる学習に止まらない風評被害を排した実践的なマーケティングの策定が自治体・観光事業関係者に求められていると言えるだろう。
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