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JNTO、福島県が挑むデジタルマーケティング

投稿日 : 2018.12.18

福島県

インバウンド

JNTOでは、地域における訪日プロモーションの質の向上につながるさまざまな情報を共有することを目的に、地域における訪日インバウンドプロモーションの取り組み事例を調査。地域インバウンド促進サイトにおいて、「デジタルマーケティングで訪日客を呼び戻せ!」福島県の挑戦を公開した。

地域における訪日インバウンドプロモーション事例を公開

旅行者の情報収集手段として、スマートフォンの利用増加に伴い、データを活用したターゲットの明確化など、プロモーションの高度化が求められている。
福島県では、依然として残る風評被害を払拭し訪日観光客を取り戻すため、デジタルマーケティングを活用した外国人目線のプロモーションを展開してきた。具体的には、デジタルマーケティングにより震災風評の少ない対象国を選定し、嗜好を特定したうえで、外国人目線で新たに作成した質の高いプロモーション動画を見込み客に向けて集中配信した。

さらに、そこで得られたデータの分析結果をもとにプロモーションやコンテンツ磨きに反映することで、期待以上の成果を得ることができた。サイトではその背景を紹介している。

政府では、「明日の日本を支える観光ビジョン」(平成28年3月30日策定)に基づき、2020年、さらにはその先を見据え、「観光先進国」の実現に向けて訪日外国人旅行者数はもちろんのこと、「地方」と「消費」というキーワードのもと、質の高い観光立国を目指すべく、「訪日外国人旅行者数」(2020年までに4,000万人、2030年までに6,000万人)のほかに「訪日外国人旅行消費額」についても目標(2020年までに8兆円、2030年までに15兆円)を定めている。

JNTOでは今後も、地域における訪日インバウンドプロモーションの質の向上を図ることを目的に、日本国内のインバウンドに取り組む地域、自治体等担当者の参考となる情報を以下のスケジュールで随時公開していく。

■順次公開予定
・2019年1月15日(火)予定
行政と民間企業との連携によるプロモーション、(一社)秩父地域おもてなし観光公社

・2019年1月21日(月)予定
外国人目線を活用したプロモーション、(一社)田辺市熊野ツーリズムビューロー

・2019年1月28日(月)予定
ロケーションツーリズムの取り組み、佐賀県

・2019年2月4日(月)予定
広域連携によるプロモーション、(一社)山陰インバウンド機構

・2019年2月12日(火)予定
ブランド戦略およびマーケティングを活用したプロモーション、(一社)高千穂町観光協会

・2019年2月18日(月)予定
限られた予算の中で実施するBtoBプロモーション、(一社)木曽おんたけ観光局

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