(出典:株式会社JTBパブリッシング)
株式会社JTBパブリッシングは、50歳以上をメインターゲットとする月刊誌『ノジュール』の読者を対象に、海外ひとり旅に関するWEBアンケート調査を実施した。調査期間は2025年11月14日から11月19日で、メルマガ登録者を対象に行われ、有効回答数は846名であった。今回の調査は、同誌12月号の第2特集「初めての海外ひとり旅 台湾」に関連して行われたものである。
(出典:株式会社JTBパブリッシング)
調査の結果、海外ひとり旅の経験者は全体の37.3%に上り、「何度もしている」「過去にしたことがある」と回答した人が多かった。また、「したことはないが興味はある」と答えた人も30.1%に達し、海外ひとり旅への関心の高さが明らかになった。経験者の旅行予算では、「30~50万円」が28.5%で最も多く、「10~20万円」が26.3%、「20~30万円」が25.9%と続いた。
(出典:株式会社JTBパブリッシング)
一方、海外ひとり旅で困ったこととして、42.7%の人が「荷物を置いておけない」と回答し、次いで22.5%が「言葉が通じない」と答えた。安全や利便性の面で日本との違いを実感する人が多いことがうかがえる。良かった点としては、41.8%が「自分ですべてを判断できるので行きたいところへ行ける」と回答し、36.4%が「好きに時間を使える」、12.3%が「自信がついた」と答えた。自分のペースで自由に行動できることが大きな魅力となっている。
(出典:株式会社JTBパブリッシング)
また、「海外ひとり旅でもっとも気を付けていること」として、48.4%が「防犯対策」、25.3%が「体調管理」と回答した。国内旅行に比べ、治安や健康面への配慮が重要視されていることがわかる。一方、未経験者に「海外ひとり旅で不安に感じること」を尋ねたところ、47.6%が「コミュニケーションツールの用意」と回答した。言語の壁が大きな不安要素となっており、実際に体験する前と後で印象に差があることが示された。
『ノジュール』12月号では、「名城と名湯を訪ねて」を特集し、歴史や文化、食を通して温泉地をめぐる旅を紹介している。また第2特集では「初めての海外ひとり旅 台湾」を掲載し、日本から3~4時間で行ける海外旅行の魅力を伝えている。『ノジュール』は年間定期購読誌として発行され、50歳以上の読者に向けて旅をより豊かに楽しむための情報を発信している。
出典「ノジュール編集部調べ」