エクスペディア・ジャパンは、2025年から2026年の年末年始に向けて「穴場コスパ海外旅行先ランキング」「人気海外旅行先ランキング」および「フライトとホテルの混雑日・お得な出発日予想」を発表した。エクスペディアの検索データによると、年末年始の海外旅行検索数は前年比110%と増加しており、旅行需要が高まっていることがわかった。
(出典:エクスペディアホールディングス株式会社)
2025〜2026年の年末年始における「穴場コスパ海外旅行先ランキング」では、1位が韓国の釜山となった。釜山は海沿いの都市で冬は風が強く寒さを感じやすいが、冬の旬の魚介を味わえるほか、混雑を避けながら澄んだ海の絶景を楽しめる点が魅力である。2位には台湾の宜蘭(イーラン)が選ばれ、台北から約1時間とアクセスが良く、礁渓温泉や夜市でのローカルグルメが人気である。そのほか、ベトナムのハノイやホーチミン、タイのパタヤなど、東南アジアの都市も上位に入った。
(出典:エクスペディアホールディングス株式会社)
一方、人気海外旅行先ランキングでは、1位が台北、2位がソウル、3位が新北であり、上位10都市中9都市がアジア圏で占められた。韓国と台湾の複数都市がランクインしており、最大9連休を利用した周遊旅行への関心が高まっていると考えられる。
(出典:エクスペディアホールディングス株式会社)
フライトの混雑が予想されるのは12月26日から28日で、最も混雑が少ない1月6日と比較すると最大で約12倍の差が出る見込みである。宿泊施設も同様に12月26日から31日が混雑のピークとされる。混雑を避けたい場合は12月20日・21日、または1月3日以降の出発がおすすめとされている。
(出典:エクスペディアホールディングス株式会社)
費用面では、12月下旬からクリスマス、年末にかけて宿泊費や航空券代が上昇する傾向にあり、1月6日以降の出発が比較的お得になると予測されている。エクスペディアは、航空券価格の変動を通知する「プライストラッカー」機能や、航空券とホテルをまとめて予約できるセット割引を活用することで、旅費を抑えながら効率的に予約できるとしている。
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