株式会社ザイマックスとSGリアルティ株式会社は「からくさホテルグランデ新大阪タワー」を2019年11月末に開業する。開業する大阪市淀川区のホテル展開状況を合わせてお送りする。
出典:ザイマックス
からくさホテルグランデ新大阪タワー
同ホテルは、ザイマックスとSGリアルティが共同で取り組むプロジェクト。具体的にはSGホールディングスグループが保有していた土地の有効活用としてSGリアルティが新たにホテルを開発し、ザイマックスグループにて運営を行うもの。
同ホテルは、新幹線や各種在来線、地下鉄御堂筋線が乗り入れる新大阪駅から徒歩約5分。周辺には高速バス乗り場も多数あり、府内のみならず、大阪を起点とした東西ならびに北陸、南紀への旅行に適したホテルとなる。高さ94.3m・24階建ての建物は、からくさホテル最大の396室で1,131人の収容力を誇る。大浴場もあり、グループから少人数まで、幅広い利用が可能となる。
開業は2019年11月末の予定で、住所は大阪市淀川区宮原3-3。
ザイマックスは現在開業している北海道1棟、関西4棟に、2019年開業予定の東京2棟、そして新大阪が加わり、全国で8棟のからくさホテルを展開することになる。
大阪市淀川区ホテル展開状況
メトロエンジンリサーチによると、同ホテルが開業する大阪市淀川区では宿泊施設が66、部屋数8,199が提供されている。新規開業予定施設は同ホテルを含めて8軒で、部屋数にして1,466となっており、約18%増加する見込みとなっている。
同ホテルの周辺では「ホテル・アンドルームス新大阪」(120室、2018年10月1日開業予定)、東急不動産の「(仮称)淀川区西中島5丁目計画」(150室、2019年3月竣工予定)、「WBF新大阪ホテル」(400室、2019年6月竣工予定)など新大阪駅周辺に続々と新設予定のホテルが開業する。
同区の部屋数規模トップ10は以下の通り。
出典:メトロエンジンリサーチ
同ホテルは開業すると396室で現時点のランキングでは5番目の規模の宿泊施設となる。
同エリアは新大阪駅が立地しており新幹線の利用でビジネス客が多く、ビジネスホテルの展開が近年激増している。