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JR九州ホテルズアンドリゾーツ、「VERY」で多言語対応と利便性を強化

投稿日 : 2024.12.04

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(出典:JR九州ホテルズアンドリゾーツ株式会社

JR九州ホテルズアンドリゾーツ株式会社は2024年10月より、12のホテル・旅館において株式会社アクティバリューズが提供する旅ナカアプリ「VERY」を新たに導入した。「VERY」は、滞在中のユーザーの利便性向上と多言語対応の強化を目的に導入されたもので、専用アプリのダウンロードを必要とせず、館内に設置された二次元バーコードをスマートフォンで読み込むだけで利用が可能である。さらに、ユーザーのデバイスに応じた言語に自動で変換されるため、海外からの宿泊者も快適に利用できる。「VERY」では、ホテルの施設案内や設備の使用方法、観光スポットの紹介やお知らせ情報などを、客室内のみならず外出先でも確認することが可能である。

同社では観光分野におけるデジタルトランスフォーメーションの一環として、今年6月に株式会社アクティバリューズが提供する多言語AIチャットボット「talkappi CHATBOT」およびチャット連携FAQシステム「talkappi FAQ」を導入し、旅マエの問い合わせ対応に活用している。今後は「VERY」のコンテンツをさらに充実させることで、ユーザーの利便性を向上させるとともに、快適な宿泊体験の提供に努める方針である。

「VERY」は、旅をより快適に楽しむための情報を旅行者のデバイスに応じた言語で提供するアプリであり、ホテル内外の情報案内やサービス利用をワンスポットで提供可能である。対応言語は日本語、英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語で、導入施設はTHE BLOSSOM HIBIYATHE BLOSSOM KYOTOJR九州ホテルブラッサム博多中央など、JR九州ホテルズアンドリゾーツ株式会社が運営する12施設である。

株式会社アクティバリューズは、「観光で地域を元気にする、交流を通じて世界平和に貢献する」という理念のもと、「省人化DX」「予約・販売」「顧客データのマーケティング活用」を軸に観光・宿泊施設向けの多様なソリューションを提供している。最新のITやAI技術を活用し、日本の伝統的なおもてなしの精神を大切にしながら観光・宿泊業界の課題解決とゲストエクスペリエンス向上に取り組んでいる。

JR九州ホテルズアンドリゾーツ株式会社は2024年10月1日にJR九州グループ4社の統合により誕生した企業であり、九州各地・東京・京都・沖縄の好立地に多種多様な17のホテル・旅館を運営している。地域に根差したおもてなしのもと、安心・安全でお客さまに選ばれ続けるホテルチェーンを目指しており、「ひとりひとりが持つホスピタリティの心で、ホテルから幸せの輪を世の中に広げる」というパーパスを掲げ、事業に取り組んでいる。

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