一般社団法人白馬村観光局は、2024–25年冬季シーズンの観光客数が約130万人に達し、前年比114%となったことを発表した。この数字は、2004–05年シーズン以降で最多であり、昨シーズンの記録を更新した。特に注目されるのは、村内スキー場の来場者数が延べ89万人を超え、そのうち46%がインバウンド観光客であった点である。
(出典:一般社団法人白馬村観光局)
今シーズンは村内全域で記録的な大雪に見舞われ、白馬八方尾根スキー場では2月24日時点で積雪量が一時650cmに達し、エイブル白馬五竜では2月11日時点で505cmを観測した。3月24日までの合計降雪量は700cmに達し、例年に比べて雪に恵まれたシーズンとなった。ピーク時にはリフト搬器が雪に埋まり、運行を休止するスキー場も見られるなどの影響もあったが、総じて観光需要の高まりにつながった。
(出典:一般社団法人白馬村観光局)
村内スキー場ごとの来場者数も好調であった。白馬岩岳スノーフィールドは新設ゴンドラの効果もあり前年比147%と大きく伸びた。White Resort白馬さのさかは109%、白馬八方尾根は103%と堅調に推移した。一方、エイブル白馬五竜&Hakuba47は94%と微減したが、適正人数への調整が行われた結果といえる。
(出典:一般社団法人白馬村観光局)
また、滑走を目的としない訪問者も増加しており、観光目的でのリフト乗車やゴンドラ利用が見られた。白馬八方尾根スキー場は2027年に新ゴンドラと施設整備を予定し、エイブル白馬五竜とエイブル白馬五竜IIMORIは経営統合を発表するなど、各スキー場は受け入れ体制の強化に向けた準備を進めている。