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手荷物預かりネットワークサービスを展開するBounceは、2025年4月より、大阪駅や大阪難波駅をはじめとした主要な観光地の近隣に90以上の拠点を新たに設置し、大阪でのサービスを開始することを発表した。
Bounceは宿泊施設、飲食店、小売店など地域の事業者と連携し、それらの空きスペースを荷物預かり所として活用する仕組みを採用している。これにより、旅行者は大きな荷物を持ち歩くことなく観光を楽しむことが可能となる。同時に提携企業は、Bounceのプラットフォームに登録する数百万人の利用者を活用することで、新たな収益機会を得るとともに、自社店舗への集客につなげることができる。Bounceのネットワークはすでに東京、ソウル、シドニー、ロンドン、ロサンゼルスなど世界4,000以上の都市に展開し、利用者はアプリを通じてサービスを利用できる。利用方法は、預け先を予約し、現地の提携店舗に荷物を持ち込むだけというシンプルな手順である。
Bounceのパートナーである大阪南港エリアに位置する大型複合施設は、同施設は夢洲駅からのアクセスが良好で大阪の様々な観光スポットにも近く、国内外から訪れる観光客やビジネスミーティングの参加者にとって理想的な手荷物預かり拠点となると述べている。さらに、Bounceの創設者兼CEOは、大阪でのサービス開始について、国内外の旅行者が手ぶらで街を楽しめるようにすることで、Bounceの一層のサービス向上に勤めたい、と述べている。
今回の大阪展開は、同社が最近発表したシリーズB資金調達ラウンドに続くものであり、日本における手荷物預かりソリューションの拡大を意図した取り組みの一環である。今後数週間で、さらに多くの提携拠点が大阪において開業予定である。