(出典:Airbnb)
Airbnbは、「Airbnb 2024年 世界の旅行トレンド予測」の調査レポートを発表した。このレポートは、Airbnbの利用データを基に、人気の旅行先や旅行先選定の要因などを分析している。
2024年は、世界的に国境を越えた海外旅行の活発化が見込まれ、特に日本への旅行者数が増加することが予想されている。フランスのパリでは、パリ2024夏季オリンピックに向けた準備が進行中で、7月26日から8月11日までの宿泊先の検索数が前年比7倍以上に急増。また、ブラジルのリオデジャネイロも、カーニバル開催期間に向けた宿泊先検索数が前年比136%増となっている。
2024年に訪れるべき場所として、日本が大きな注目を集めている。日本の伝統とモダンが融合した魅力に引かれ、特に東京、大阪、京都が新年の旅行先として人気を博している。他にも世界各地から、ブエノスアイレス、マラケシュ、サルバドールなど、トレンドになる旅行先が挙げられている。
2023年と2024年のデータ比較によると、最も検索数が増えたのは日本で、前年比3倍以上の増加が見られた。台湾、アルバニア、シンガポールなども検索数が大幅に増加している。
アメリカでは、2024年4月に観測される「皆既日食」が注目されている。その期間に日食が見られる地域の宿泊施設検索は、2023年同期間と比べて約300%増加。カーヴィル、ルイビル、インディアナポリスなどがホットスポットとして名を連ねている。
年末の忙しさの後、年始旅行では「安らぎと癒し」を求める傾向がある。予約カテゴリートップには「国立公園」、「素敵なプール」、「ビーチ」、「最高の眺め」、「人気の旅行先」が挙げられている。
このように、Airbnbのレポートは、2024年の旅行トレンドを詳細に分析し、世界中の旅行者にとって貴重な情報を提供している。