ABアコモ株式会社 (以下ABアコモ)は、世界有数のリゾート地で物件を所有する クロス ホテルズ & リゾーツ(Cross Hotels & Resorts、以下 CHR )とマスターフランチャイズ契約を締結、CHR が有する「Away」「Cross Vibes」の 2 ブランドを日本で展開し、今後 4 年で 7 施設の開業を目指すと4月1日に発表した。
7 月には第1号店となる「アウェイ沖縄古宇利島リゾート」が開業予定だ。
今回の契約は、ホテル投資、ホテル経営の基本理念やビジネス手法、将来的な世界の観光産業への貢献を目指す姿勢などについて、両者が合意し締結された。新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、世界的にホテル業界の景況感が下落する中、ABアコモは、海外のブランドと新たにパートナーシップを結び、双方の強みを活かして新たな価値を創出していく。
ABアコモは、北海道から沖縄まで日本各地で26ホテルを運営。ホテルの土地開発·企画·運営をワンストップで行っている。コロナ禍でも積極的に開発を進めており、今年 3 月にはホテル·トリフィート宮古島リゾート、グリッズプレミアムホテル大阪なんば、トリフィート ホテル&ポッド 金沢百万石通 を開業させた。「アウェイ沖縄古宇利島リゾート 」は沖縄 4 店舗目となり、ABアコモ初のリゾートホテルだ。
クロス ホテルズ & リゾーツ( CHR )はアジア太平洋地域でホテル開発を行っており、タイ・ベトナム・インドネシアの世界有数のリゾート地に 「Cross」、「Cross Vibe」、「Away」の3つのブランドで21施設運営している。これまでの運営で培ったリゾートホテルならではのノウハウやテクニカルサポートを日本でも活かしていく。 また、CHR はオーストラリア証券取引所に上場するフライト·センター·トラベル·グループ(Flight Centre Travel Group、以下 FCTG )の 100% 持ち株会社だ。FCTG は世界で最も成功している旅行会社のひとつとして知られている。
今回のパートナーシップによりABアコモは、CHRのブランドを得るだけではなく、FCTG が保有する90 カ国 2700 拠点の顧客送客プラットフォームを活かし、欧米諸国からのインバウンド顧客の獲得が可能となる。
オーストラリアの旅行者は、世界的に見ても単価が高く、CHR日本進出と並行して増加が見込まれる FCTGからの送客は非常に大きな強みとなり、日本のインバウンド市場に好影響を与えることが期待される。
CHR はABアコモの国内における強力な運営基盤·実績を元に、日本でのビジネス拡大を目指す。
今回の契約が、これからの日本のホテルマーケットに新しい風をもたらす事に期待だ。
■アウェイ沖縄古宇利島リゾートについて
「アウェイ沖縄古宇利島リゾート」 はCHRが開業する日本初のホテル。全38室のスモールラグジュアリー ホテルだ。開業日は2021年7月を予定しており、60平米~の全室オーシャンビューの客室からゲストは古宇利大橋を眼前にゆったりとした時間を楽しむことができる。プールやレストランを併設し、近隣施設のチャペルと提携したウェディング パーティーの会場としても活用される見込みだ。事業主は株式会社日建ハウジング(沖縄県那覇市首里)。