観光庁は本日1月31日に、宿泊旅行統計調査の2018年11月(第2次速報値)及び2018年12月(第1次速報値)の調査結果を取りまとめ、これを公表した。
訪日外国人、11月前年同月比11.3%増、12月同14.6%増
出典:宿泊旅行統計調査
11月の延べ宿泊者数(全体)は、4,276万人泊で、前年同月比+1.5%であった。また、12月の延べ宿泊者数(全体)は4,247万人泊で、前年同月比+5.6%であった。
日本人延べ宿泊者数は、11月は、3,568万人泊で前年同月比-0.2 %、12月は3,481万人泊で前年同月比+3.8%。
外国人延べ宿泊者数は、11月は、708万人泊で、前年同月比+11.3%であり、11月としては調査開始以来の最高値となった。また、12月は766万人泊で前年同月比+14.6%であった。
大阪が稼働率トップ、佐賀が躍進の5位、旅館は石川と香川がトップ
出典:宿泊旅行統計調査
11月の客室稼働率は全体で63.8%で前年同月比+1.0%。また、12月は全体で58.9%で同+2.4%あった。
11月の客室稼働率に関して、都道府県別では大阪府が84.2%で1位となったが、前年同月比では-1.6%となった。2位は東京都で83.9%(同+1.7%)、3位は福岡県の76.9%、4位は愛知県の73.6%、5位は佐賀県の73.3%となった。
佐賀県は前年同月比で+4.2%となり、特にビジネスホテルとシティホテルにおいて80%を超える高い稼働率を示した。
そのほか、施設タイプ別では石川県と香川県が旅館の稼働率において、62.6%でトップタイとなった。
なお、いずれも12月の数値は第1次速報値であり、2月28日公表予定の第2次速報値で変更となる見込み。
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