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沖縄・宮古島のリゾートホテルを分析!2024年01月最新版!:施設数や稼働率推移に着目

投稿日 : 2024.01.29

沖縄県

ホテル統計データ

沖縄・宮古島のリゾートホテルの分布

メトロエンジンリサーチによると、沖縄・宮古島のリゾートホテルの分布は以下の通り。

出典:メトロエンジンリサーチ

沖縄・宮古島のリゾートホテル施設数の推移

沖縄・宮古島のリゾートホテル施設数は60%超の増加

沖縄・宮古島のリゾートホテル施設数は61%の増加。
2019年4月時点の36施設から直近の2024年1月時点の58施設と4年9ヶ月で22施設(61%)の増加となっている。

出典:メトロエンジンリサーチ

施設数の推移にコロナ禍の影響はあったのか

コロナ禍の影響下にあった期間を 2020年1月〜2022年5月(ほぼ沈静化していた時期)とした上で、期間を分けて影響を考察してみたい。

グラフからはコロナ禍の影響がわずかにうかがえる点はあるが、大きく影響されることなく、右肩上がりで増加してきたことが確認できた。

コロナ禍以前の 2019年4月〜2020年1月は3施設の増加。コロナ禍の影響下にあったとされる 2020年1月〜2022年5月についても12施設増加、コロナ禍が沈静化した 2022年5月〜2024年1月の期間では8施設増加となっており、沖縄・宮古島のリゾートホテル施設数の推移はコロナ禍の影響を受けることなく増加傾向で推移してきたことがうかがえる。

一方で、この後お示しする部屋数の推移からは、施設数の推移のみでは確認することができなかったコロナ禍の影響を推察することができた。

集計日

施設数

増減

2019年4月

36 施設  

2020年1月(コロナ禍)

38 施設 + 2 施設

2022年5月(沈静化)

50 施設

+ 12 施設

2024年1月

58 施設 + 8 施設

出典:メトロエンジンリサーチ

沖縄・宮古島のリゾートホテル部屋数の推移

沖縄・宮古島のリゾートホテル部屋数も60%超の増加

沖縄・宮古島のリゾートホテル部屋数は施設数と同様に61%の増加。
2019年4月時点の1,961室から直近の2024年1月時点の3,165室と4年9ヶ月で1,204室(61%)の増加となっている。

出典:メトロエンジンリサーチ

部屋数の推移にコロナ禍の影響はあったのか

コロナ禍の影響下にあった期間を 2020年1月〜2022年5月(ほぼ沈静化していた時期)とした上で、期間を分けて影響を考察してみたい。

グラフからは施設数の推移と比較すると右肩上がりとは言えない結果だ。
コロナ禍の影響という点では2020年1月に顕著にうかがえうことができ、2019年4月の1,961室が1,726室と235室の減少、また、直近の2019年10月と比較すると285室の大幅減少が確認できた。

数値をまとめると、コロナ禍以前の 2019年4月〜2020年1月は235室の減少。コロナ禍の影響下にあったとされる 2020年1月〜2022年5月についても988室増加、コロナ禍が沈静化した 2022年5月〜2024年1月の期間では1,204施設増加の結果となり、2019年4月と2024年1月のみを比較すると施設数の推移と同様に右肩上がりで増加したように見えてしまうが、実際のところコロナ禍の影響があったことが推察できる結果となっている。

集計日

施設数

増減

2019年4月

1,961 室  

2020年1月(コロナ禍)

1,726 室 – 235 室

2022年5月(沈静化)

2,714 室

+ 988 室

2024年1月

3,165 室 + 1,204 室

出典:メトロエンジンリサーチ

沖縄・宮古島のリゾートホテル稼働率の推移

出典:メトロエンジンリサーチ

沖縄・宮古島のリゾートホテルの稼働率は、全国の稼働率とほぼ同様の推移を見せている。グラフからもコロナ禍(2020年1月〜2022年5月)の影響が大きく読み取ることができ、一方で2022年の5月以降は順調な回復基調となっていることが確認できる。

コロナ禍以前は全国を上回る稼働率だった宮古島は、コロナ禍(2020年1月〜2022年5月)の影響を大きく受ける結果となったが、コロナ禍が沈静化した2022年5月以降からは、全国の稼働率を最大15%程度上回る順調な回復をみせている。

まとめ

沖縄・宮古島のリゾートホテルは、コロナ禍の影響を大きく受けたいたことが推察できた。施設数の推移だけでは読み取れなかった実情が、部屋数の推移・稼働率の推移をあわせて分析することにより浮かび上がってきた形だ。

施設数・部屋数の推移を総合的に分析すると、宮古島の観光への期待値は大きく、仮にコロナ禍がなければ更に大きな施設数・部屋数の増加があった可能性は否定できないだろう。

また、稼働率からは最もコロナ禍の影響が顕著にうかがえ、訪日外国人から注目を集める宮古島にとって、コロナ禍による訪日外国人の入国制限がいかに大きな影響だったかを如実に表している。

一方で、2022年5月以降からは全国の稼働率を最大15%程度上回る順調な回復をみせており、宮古島が本来持つ世界有数の観光資源の「与那覇前浜ビーチ」、宮古島と伊良部島を結ぶ「伊良部大橋」は訪日外国人から注目を集めている。

宮古島の自然の美しさやダイビングなどのマリンアクティビティ、また、文化や歴史を絡めたアドベンチャーツーリズムの造成などが進んでいくことで、今後は更に多くの訪日外国人が訪れる世界的な観光地として発展していくことが期待されている。

*アドベンチャーツーリズム:「アクティビティ」「自然」「文化体験」のうち、2つ以上の要素によって構成される旅行

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