沖縄県は、新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ観光業を支えるため、GoTo代替の地域観光事業支援「おきなわ彩発見キャンペーン」を11月1日より開始すると決定した。
おきなわ彩発見キャンペーンでは、国の地域観光事業支援交付金を活用し、沖縄県在住者が利用できるプレミアム付き旅行クーポンおよび地域クーポン発行する。
割引支援額は1人1泊あたり5,000円を上限に旅行代金の50%を割引し、さらに飲食店や土産店で利用できる地域クーポンを1人1泊あたり最大2,000円分を付与する。対象期間は2021年11月1日から12月31日までを予定。利用の際には、居住地を確認するため、旅行会社や宿泊施設でキャンペーン利用者全員の身分証の提示が必要。
沖縄県民割プレミアム付き旅行クーポンは、用途によって3種類が用意される。1つ目は、宿泊プランに利用できる「宿泊クーポン」。ショッピングモールなどクーポン販売店、旅行代理店で購入できる。2つ目は、宿泊及び観光施設・体験アクティビティなどがセットになった旅行に利用できる「宿泊・観光クーポン」で、旅行代理店で購入可能。3つ目は交通機関および観光施設、体験アクティビティなどがセットになった旅行商品に利用できる「交通・旅行クーポン」。これも旅行代理店での購入が可能。
それぞれのクーポンは、額面4,000円〜10,000円を額面の半額で販売される。さらに、地域クーポンを最大2,000円分がもらえる。旅行クーポンは1人1泊あたり1枚のみ利用可能。地域クーポンは、土産店や飲食店など対象店舗で利用できる。
宿泊クーポンについては、利用者の自由度を高めるため、一部をショッピングモールなどのクーポン販売店で販売される。利用者は、クーポンを購入後、オンライン予約サイト等で、宿泊プランを予約が可能。その際は「現地払い」を選択する必要がある。その他のクーポンについては、旅行代理店にて、クーポン券の販売および旅行の予約手配などを行うことで利用可能。