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Go To トラベル 10月15日までの割引支援額は1,397億円 9月から急激な伸び

投稿日 : 2020.11.02

Go To トラベル

10月30日、観光庁は公式サイトにて「GoToトラベルキャンペーン」の利用実績の推計値を公表した。

事務局が報告した値によれば、事業開始の7月22日から10月15日の間までに、「GoToトラベルキャンペーン」を利用して宿泊した人数は少なくとも約3,138万人、割引支援額は約1,397億円だった。

先月に発表された9月15日までの利用実績では、利用宿泊人数は少なくとも約1,689万人、割引支援額は約735億円という報告だった。わずか1か月で約1,449万人が「GoTo」トラベルキャンペーンを利用したことになる。

急激な伸びに至った要因としては、10月から「地域共通クーポン制度」がスタートしたことに加え、東京都発着の旅行が対象入りしたことが挙げられるだろう。

両者を併用することで、宿泊プランによっては支払額より多めのクーポンが受け取れるケースもあり、販売開始直後から予約が殺到。あまりの人気ぶりに10月上旬には各予約サイトでクーポンの配布枚数が上限に達し、事業対象商品の販売停止が相次いだ。

予算の急激な消化を受け、観光庁は「GoTo」対象の旅行商品の基準を明確に示し、「観光」を主目的としない合宿免許などを支援対象から除外する方針を打ち出した。

観光目的の連泊旅行は少ないとの考えから、8泊以上の宿泊旅行に対しても11月17日以降から割引の対象外になることが決定している。

また、「GoTo」事業は当初、来年1月までの販売を予定していたが、現在政府ではGW期間まで延長することが検討されている。

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