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Go To トラベル事務局 宿泊施設で感染者が発生した場合のガイドラインを公表

投稿日 : 2020.09.09

Go To トラベル

Go To トラベルキャンペーンの事業者向け公式サイトにて、施設内での感染対策および感染者が発生した場合の対応についてまとめたガイドラインが公表された。

政府主導の観光需要支援策「Go To トラベルキャンペーン」が始動してからはや50日。

9月1日時点の観光庁の発表では、事業に登録した宿泊施設のうち23ヵ所で、31人の感染者の宿泊が確認されている。

現時点で公表されている数値を見れば感染は最低限に抑えられているといえるが、現場の責任者からすれば気の抜けない日々が続いていることだろう。

GoToトラベル事業を引き続き実施していくためには、3密回避などの感染防止策を徹底することははもちろん、感染を確認した「その後」の対応も重要だ。

9月9日、GoToトラベル事務局は公式サイトの事業者向けページにて、感染発生時のガイドラインを公表した。

新型コロナウイルス感染者が発症した際の対応および従業員の感染防止対策について

ガイドラインの前半で強調されていたのは、①検温・3密回避、消毒、換気といった基本的な感染防止策を怠らないこと。②感染の疑いが発生した場合はすみやかに保健所に報告し指示を仰ぐこと。③感染の疑いがある者は隔離し、接触した箇所は消毒しておくこと。の3点である。

感染発生時の具体的な対応については、さまざまなケースごとに、発生時から実施すべき項目が時系列順で整理されていた。

さらに留意すべき点として、感染者および接触者の行動や体調の変化、感染確認の時刻や保険所へ連絡した時刻などの情報は、こまめに記録しておくようにという指示も記載されていた。

これらの情報は感染拡大を防ぐために必要なだけでなく、施設において適切な対応がとられたことの証拠にもなる。

後半では事業継続に向け、対策本部の設置や保健所との連携、マスコミへの対応などがまとめられていた。

ガイドラインは11ページにわたり、かなり細かい内容も含まれるが、関係各位は熟読されたい。

そして事務局では、疑いがある場合も含め、感染の事案が発生した場合はすみやかに報告を出すよう求めている。

【報告先】
●電話の場合
GoToトラベル事務局(コールセンター)
03-6747-3986
受付時間:10:00~19:00 年中無休

●メールの場合
GoToトラベル事務局
E-mail:go-to-kinkyu@jata-net.or.jp

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