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「関西エアポートワシントンホテル」が11月末で営業終了 藤田観光が運営

投稿日 : 2021.06.22

大阪府

新型コロナウイルス関連

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藤田観光は、運営する「関西エアポートワシントンホテル」(大阪府泉佐野市)の営業を2021年11月末で終了すると発表した。

同ホテルは、2000年に開業。504室の客室に、レストラン、チャペル、多目的ホールなどを擁している。関西国際空港からシャトルバスで10分、りんくうタウン駅から徒歩3分という立地の良さから、近年は外国人観光客(インバウンド客)が多く利用していた。

しかし、新型コロナウイルス感染症の影響による宿泊需要の急減で、稼働率が低迷。事業環境の悪化に加え、12月末で賃貸借契約が満了することから、同ホテルの営業終了を決めた。

日本経済新聞の報道によると、藤田観光は営業終了に伴い、撤退費用などで特別損失約4億円を計上。また、従業員ら約150人は、同グループのホテルへの異動などの措置をとるという。

藤田観光は新型コロナの影響で経営難となっている。全従業員に対して基本給減額の実施や、結婚式や宴会の会場として知られる大阪市の「太閤園」も6月末での営業終了が決まっている。

出典:関西エアポートワシントンホテル

関西エアポートワシントンホテル【公式サイト】:営業終了のお知らせ

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