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藤田観光がGWに藤乃煌(FUJINOKIRAMEKI)を開業ー御殿場初のグランピング施設

投稿日 : 2018.04.28

静岡県

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藤田観光が4月27日、GWに向けてグランピング宿泊施設、藤乃煌(FUJINOKIRAMEKI)を富士の麓、御殿場に開業した。

藤田観光、藤乃煌がGWに合わせ開業
藤田観光が、グランピング施設の藤乃煌(FUJINOKIRAMEKI)を開業した。
富士山の全景を臨む静岡県御殿場市における初のグランピング施設となる。
客室は富士山を正面に眺めることができる全20棟の独立型の建物で構成されている。
星空の下での入浴を楽しめるアウトドアバスや、焚き火体験ができるファイヤープレイスなど自然を感じられる機能を持ち、グランピングの醍醐味である料理はコース形式でスタッフが各棟まで届けるスタイル。
その他に、レセプション、ショップ、プレイエリア、ビバレッジステーション(カフェ&バー)、イベントスペースなどが備えられている。
JR御殿場駅からの送迎は、1960年代生まれのヴィンテージカー、フォルクスワーゲン・タイプ2(ワーゲンバス)を用意し、グランピングの演出も怠らない。
また、愛犬者向けに、専用のドッグランや足洗い用のシャワーを備えたペット同伴者専用のキャビンも設けられている。
御殿場は、乗馬や釣りの他に、御殿場アウトレットがありショッピングを楽しむこともできる人気の観光スポットであり、同ホテルはこれらへのアクセスも好立地となっている。
料金は、1泊2名夕・朝食付きで、6万円ほどとなっている。

GWを前にグランピング施設開業が相次ぐ
グランピングとはグラマラス(glamorous)とキャンピング(camping)を掛け合わせた造語で、同ホテルは、キャンプの魅力である自然との一体感を、プライベート感を重視した独立型キャビンで実現した施設である。
GWはバーベキューやキャンプなど暖かく陽気も良いことから、アウトドアが盛んな大型連休である。
そのため、同ホテルの他にもこれに合わせてグランピング施設拡充の発表が相次いだ。
滋賀県米原市の自然体験奥伊吹観光株式会社は、2017 年6 月グリーンパーク山東敷地内にオープンした大型グランピング施設「GLAMP ELEMENT」に新たな客室エリアを開設。4 月28 日より今年度の営業を開始した。
また、大阪市のグランピング施設「グランキャンピング パームガーデン舞洲 by WBF」が4月20日、GWに向けて日帰りBBQデッキなどを増設しリニューアルオープンした。

藤田観光は、本サイトが「藤田観光が長崎五島に北欧ビレッジを本年8月オープンー五島列島の観光トレンド」において報じたとおり長崎の五島列島にノルディスクテントの宿泊施設を本年8月に開業することを発表したばかりで、アウトドア体験型の宿泊施設を強化している。

御殿場のホテル出店状況
メトロエンジンリサーチによると、御殿場には47の宿泊施設が展開しており、2,383部屋が提供されている。ビジネスホテル、旅館、リゾートホテルなど幅広く存在しているが、特に同ホテルとの競合となりそうなのはキャンプ場で、乙女森林公園キャンプ場や欅平ファミリーキャンプ場、御殿場まるびオートキャンプ場があり、アウトドアを売りとする同ホテルにとって競合となりそうだ。

出典:藤田観光

[関連記事 「藤田観光が長崎五島に北欧ビレッジを本年8月オープンー五島列島の観光トレンド」(2018/04/18)]

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