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スキーリゾート地で「農業体験✖️宿泊」プロジェクト始動

投稿日 : 2018.10.05

長野県

ホテル関連ニュース

長野県小谷村の「リゾートインヤマイチ」が、2018年12月、スキーシーズンに向けて、リニューアルオープン。冬季のスキー、夏季の登山客獲得に加えて、収穫や仕込みなどの農業体験と宿泊をセットにした「コト消費」を新たにスタートすることで、さらなる通年での集客を狙う。

ホテル栽培の新鮮野菜で農業体験
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長野県小谷村の白馬バレー、栂池高原のゲレンデまで徒歩1分のホテル「リゾートインヤマイチ」が、2018年スキーシーズンから、リニューアルオープン。
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ホテル経営者でもあり農家でもあるオーナーが営む同ホテルは、自家栽培の新鮮野菜を使った創作フレンチのコースや、天然温泉が人気の宿として知られてきた。今回のリニューアルを機に、これまでも常連客から高い支持を集めていた自家製信州味噌、野沢菜などの加工品を新ブランド「ヤマイチFARM」として立ち上げる。
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また、収穫や仕込みなど気軽に農業に触れ、参加し、その後はホテルでおもてなしを受けるという、農業ビギナーの現代人に「ちょうどいい」、気軽で楽しい農業体験プログラムと宿泊をセットにした新プランもスタートする。
1−2月はキャベツ収穫体験、3−4月は長野郷土料理のおやき作り体験、5−6月には田植え体験、7−8月は野菜収穫体験、9−10月は稲刈り体験、11−12月は野沢菜収穫&野沢菜漬け体験、と通年で季節と郷土に合わせた農業体験ワークショップを予定している。
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2017年には共用部を改装、またロゴやホームページ等も一新、2018年には客間の一部を改装し、2018年12月にリニューアルオープンするもの。リニューアルに向けた空間ブランディング、プロジェクト立案等を、株式会社コムデザインラボが担当した。
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客室数:22室
住所:長野県北安曇郡小谷村千国乙506-1
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小谷村、小規模施設中心に展開、通年の稼働が課題
メトロエンジンリサーチによれば、長野県北安曇郡小谷村には、宿泊施設が148、部屋数にして2,416が提供されている。
大規模な宿泊施設としては、「ホテルグリーンプラザ白馬」(258室)や「白馬アルプスホテル」(210室)があり、それ以外にも中規模のリゾートホテル(6軒)や旅館(21軒)があるものの、コテージ、山荘、ペンション、ゲストハウス、民宿、貸別荘などの小規模な宿泊施設が割合としては多数を占めている。
冬はスキー客、夏は登山客で賑わう同地であるが、春季や秋季には訪れる人が少なく、このような期間には一時閉業するコテージ、山荘やペンションも多くなっている。
モノからコトへの観光ニーズの変化を捉えて、同ホテルのような農業体験の取り組みを実施することで、繁忙期の冬季や夏季以外の通年での集客につなげることができれば、通年を通じた稼働率の向上と経営の改善が期待できるだろう。
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