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福島・猪苗代、観光船運行の磐梯観光船(株)が新型コロナ倒産

投稿日 : 2020.06.17

福島県

新型コロナウイルス関連

磐梯観光船(株)(福島県猪苗代町堅田宮西1060-2、設立1959年7月、資本金8,925万円)は6月15日に事業を停止し、福島地裁会津若松支部に破産を申請した。2011年3月の福島第一原発事故後の風評被害から客足が落ち込んだことに加えて、今年に入ってからの新型コロナで営業継続を断念した。

出典:磐梯観光船

設立当初は、交通事業会社のグループ企業として展開し、福島県有数の観光地である猪苗代湖と桧原湖で観光船4隻を運行していた。修学旅行や団体旅行を中心に集客。特に猪苗代湖で運行する「はくちょう丸」と「かめ丸」は特徴的な船体から多くの観光客に親しまれていた。

最盛期の乗船客数は年間約10万人に達していたが、レジャーの多様化などから、乗船客数は伸び悩みが続き、2011年3月の福島第一原発事故後は、風評被害から客足がさらに落ち込んでいた。

同年12月に交通事業会社の事業再編によりグループ企業から外れ、新たな経営体制で再スタートを切ったほか、客足も回復基調にあった。しかし、2020年に入ってからは新型コロナの影響で再び客足が減少、4月13日からは臨時休業していた。

多額の債務を抱えるなか、大型連休中の収入を失い、資金繰りが逼迫。夏場の観光需要も見込めないことから、事業継続を断念した。

TSRが報じた。

出典:磐梯観光船

メトロエンジンリサーチによると、猪苗代町には宿泊施設が98、部屋数にして2,183室が提供されている。

同町では有限会社田村屋旅館(資本金2000万円、福島県猪苗代町蚕養字沼尻山甲2855、従業員5名)が、3月6日に福島地裁会津若松支部へ民事再生法の適用を申請している。

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