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Azumi Setoda 予約受付開始 開業は来年3月

投稿日 : 2020.12.22

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世界的なホテリエである Adrian Zecha(エイドリアン・ゼッカ)と株式会社ナル・デベロップメンツ(京都府京都市)が本年10月に新しく立ち上げた旅館ブランド「Azumi(アズミ)」が、「Azumi Setoda」を2021年3月に開業する。旅館の別棟となる「yubune」も同時に開業し、ともに宿泊予約の受付をことし12月15日より開始している。

「Azumi Setoda」は、瀬戸内海のしまなみ海道沿いにある人口8000人の瀬戸田(広島県尾道市瀬戸田町)に開業する。この地を旅館ブランド「Azumi」を表現する場所として、そこに根付く文化、歴史、食材を尊重しつつ、日本旅館の伝統的な要素と革新性を兼ね備えた旅館として「Azumi」の世界観を表現していく。

約140年の歴史を持つ「旧堀内邸」の貴重な建築様式を活かしながら、日本の伝統建築の手法を用いて改装。旅館は50平米〜70平米の計22室の客室に、庭園やあずまや、レストラン、バー、ラウンジ、ショップなどで構成される。

新築の別棟には、銭湯付帯型の宿泊施設「yubune」も併設。同施設には銭湯とサウナ、湯あがりラウンジ、客室が備わり、より機能的な側面を持つ「旅籠」として、地域と旅人に幅広く開かれる施設と位置付けられている。

瀬戸田は温暖な気候にも恵まれ、近年は島の半分が急斜面である地形を活かして柑橘類の生産が盛んだ。とりわけレモンは国産シェア3割を誇る。向上寺や耕三寺、平山郁夫美術館などの観光スポットを中心に、尾道から続くしまなみ海道の散策ルートの1つとしても、サイクリストらに人気のエリアだ。世界的に注目度の高いホテリアが挑戦する新しい旅館の開業は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を特に受けている地方の観光業にとって、明るいニュースとなるだろう。

これまでゼッカ氏が手がけてきたプロジェクトについて、その客層や価格帯からラグジュアリーに限定されていると捉えられがちだとしながらゼッカ氏は、新ブランド「Azumi」について、「日本独自の家庭的な旅館の概念を、当初の意図と照合しながら変化させている」とし、「Azumi」では場所のラグジュアリーさを追求するのではなく、家庭的なおもてなしの心と、地域との共感を生む豊かさを最優先して追求していると述べている。

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