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国内にカジノができても半数以上が「遊びに行かない」と回答

投稿日 : 2018.12.05

ホテル関連ニュース

エアトリは、10代~70代の男女1,021名を対象に「カジノ」に関する調査を実施した。結果、国内にカジノができても半数以上が「遊びに行かない」と回答。一方で、「遊びに行く」と回答した人は14.7%となった。

男性が関心あり多く、海外旅行先で経験

今年7月に「カジノを含む統合型リゾート(Integrated Resort)実施法案」が成立。海外旅行先の定番となった”カジノを含む統合型リゾート”、略称「IR」。会議室や展示会場なども揃っており、観光利用だけでなく商業利用も可能となっているのが特徴。また、男性の娯楽というイメージが根強かったカジノだが、近年は非日常を味わえる雰囲気から女性がひとりでも楽しめるレジャーのひとつになりつつある。

今回エアトリは、「カジノ」について調査を実施した。

調査1:国内にカジノができたら、遊びに行きますか?

「遊びに行く」14.7%「行かない」55.9%と、国内にカジノができても“遊びに行かない”と半数以上の人が回答(その他は「どちらともいえない」29.4%)。

また、男女別で見ると、「遊びに行く」(男性:18.5%  女性:7.7%)と、男性が女性より利用意向が高いことが分かった。ゲーム文化が成熟している日本ならではのアミューズメント性に期待が持たれる一方、「カジノは海外で楽しむもの」、「日本にカジノができたとしてもあくまでインバウンド向け」という回答も多く寄せられた。

調査2:海外旅行先のカジノで遊んだ経験はありますか?

「遊んだことがある」(62.7%)と、6割以上の人が海外旅行先でカジノに行った経験があると回答した。男女別では、「遊んだことがある」(男性:65.9% 女性:56.8%)と、男性が女性より利用経験が高いことが分かった。

調査3:旅行先でカジノに行った理由を教えてください。(複数回答可)

海外でカジノに行った理由を聞いたところ、「旅行先にカジノがあったから」(合計:51.1% 女性:61.2% 男性:46.4%)と回答した人が最も多く、2位が「日本国内では体験できないから」(合計:49.5% 女性:44.3% 男性52.0%)という結果に。半数以上が“あくまで“旅行先のレジャー”、“海外での非日常を体験すること”が理由と回答しており、海外でのカジノ利用経験に対し、国内での利用意向が低い要因となっているようだ。

調査4:カジノで遊んだ際に、一度で使った最高金額を教えてください。

「3万円未満」と69.7%の人が回答した。男女別では、「3万円未満」(男性:61.1% 女性:87.7%)、「3万円以上10万円未満」(男性:19.4%  女性:7.8%)、「10万円以上100万円未満」(男性:15.0% 女性:4.4%)、「100万円以上」(男性4.4% 女性:0%)と、男性のほうが女性より使用金額が高いことがわかった。

調査5:カジノに行ったことがある国や都市を教えてください。

「韓国」(51%)が1位、「マカオ」(48%)が2位と、日本から数時間で行ける2つのカジノが、カジノの代名詞でもある3位「ラスベガス」(45%)を上回る結果。男女別では、「韓国」(男性:45%  女性:62%)、「マカオ」(男性:55% 女性:31%)となった。「韓国」は買い物やグルメと合わせ“レジャーの一環”として楽しむという女性の回答が多く寄せられた。一方で、現在ラスベガスを超え、世界一のカジノ都市となった「マカオ」へは、男性を中心に本格的にカジノを楽しみたい人が多く回答する結果となった。

【同調査 概要】

調査タイトル:「カジノ」に関するアンケート調査

調査対象:10代~70代の男女1,021名

調査期間 :2018年11月20日~11月25日

調査方法:インターネット調査

調査主体:株式会社エアトリ

IRの誘致には大阪、和歌山、長崎の3府県が積極的に取り組んでいるほか、北海道や愛知県が誘致に関心を示し、千葉市や東京都、横浜市が調査を実施している。自治体の申請や国の認定を経て、第1弾が開業するのは2020年代半ばになると見込まれ、夢洲での大阪万博2025の開催が決定したことで、IRとセットでの開業に向け、大阪が最有力と見られている。

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